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  図書室

参考文献一覧です。一部は分室に移しましたので、そちらもご覧下さい。
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凡例
著者・訳者などジャンル
 『書名』・「論文名」内容
出版者(論文の場合は掲載雑誌名)出版年
参考にした武器項目
 備考(翻訳書の底本、代表以外の執筆者・訳者、付録など)

0.神話全般
0-1.ヨーロッパ全般
1.オリエント・地中海
  2.ケルト分室
3.ゲルマン分室
4.キリスト教
  5.日本分室
6.中国・朝鮮
7.内陸アジア
  《武器集成》
《名前》


0.神話全般

吉田敦彦, 他14名共著概説 
 『世界の神話伝説・総解説』全般
自由国民社改訂増補版2002.7(初版1982.2か)
クラウ・ソラス, ブリューナク
 執筆者は、吉田の他、伊東一郎、田中於菟弥、黒柳恒男、矢島文夫、伊藤清司、二木博史、金両基、川副武胤、阿部年晴、山下欣一、加藤泰建、井村君江、佐治芳彦、風間賢二。「ヨーロッパの神話伝説」「アジア・アフリカの神話伝説」「南北アメリカの神話伝説」「世界各地の神話伝説」の4部構成で、巻頭に「神話伝説とファンタジー」、索引、「東洋の魔神図絵」が、巻末にブックガイドがつく。Webcat の検索結果によれば、(おそらくは)初版1982.2、増補新版1983.7、増補改訂版1987.4、改訂新版1989.5、改訂新版1990.9、改訂版1991.11、改訂版1992.11、改訂版1993.12、改訂版1994.12、改訂新版1996.4、改訂版1998.4、改訂増補版2002.7。

大林太良, 伊藤清司, 吉田敦彦, 松村一男編事典
 『世界神話事典』全般
角川書店1994.1
クラウ・ソラス, ブリューナク, ガイ・ボルガ
 日本で最初の『世界神話事典』。執筆者は編者の他、松原孝俊、上村勝彦、山本由美子、渡辺和子、鈴木まどか、荻原眞子、八杉佳穂、友枝啓泰、阿部年晴。「共通テーマにみる神話」「地域別にみる神話」の二部構成で、冒頭に大林による「総説」がつく。

マイケル・ジョーダン著 ; 松浦俊輔, 他訳事典
 『主題別事典 世界の神話』全般
青土社1996.1(原著1993)
クラウ・ソラス, ブリューナク,
 Michael Jordan, Myths of the World. A thematic encyclopedia, Kyle Cathie Ltd., 1993 の全訳。原著はテーマごとに、話の主題となる神の名あるいは事項のアルファベット順に配列されていたが、本書ではそれを50音順に並びかえている。著者のジョーダンは、イギリスでテレビのプレゼンターとして活躍するジャーナリスト。訳出は、バベル翻訳外語学院名古屋校の卒業生、西脇和子、岡崎晴美、前川佳代子、中西須美、大道寺彩子、萩原清美の6名が分担で行い、松浦が全体の統一をはかっている。松浦による訳者あとがき、「本書が扱う主な宗教と文化の年代」、「地域・文化別神話一覧」、索引つき。

『世界文学大事典』編集委員会, 綜合社編事典
 『集英社 世界文学大事典1〜6』全般
集英社1996.10, 1997.1, 1997.4, 1997.7, 1997.10, 1998.1
レーヴァテイン, ナーゲルリング, オートクレール
 全6巻。第1巻〜第4巻には人名(作者不詳作品を含む)12,570項目を、第5巻には事項(文学用語、各国文学史、文学事象、流派、団体、思想、新聞・雑誌など)3,200項目を収録。第6巻は索引。第1巻の冒頭に、集英社会長若菜正による「発刊によせて」、編集委員会による「はじめに」が、第5巻には「世界文学年表」が付される。編集委員は安宇植、伊藤正文、岡道男、河島英昭、川村二郎、菅野昭正、桑名一博、篠田一士、志村正雄、高松雄一、鼓直、原卓也。

藤井康生著概説
 『東西チャンバラ盛衰記』日本・ヨーロッパ
平凡社(平凡社選書187)1999.2
グラム
 目次 : 第一章 チャンバラの誕生/第二章 歌舞伎と刀剣/第三章 神話と刀剣/第四章 チャンバラの衰退/第五章 西洋の物語と刀剣/第六章 おわりに/あとがき

吉田敦彦編概説
 『世界の神話101』全般
新書館2000.6
クラウ・ソラス, ブリューナク
 古代オリエントから10話、聖書・グノーシスから10話、ギリシアから12話、ローマから6話、ゲルマンから10話、中世ヨーロッパ・ケルトから10話、インド・イランから8話、中国から8話、韓半島から6話、日本から9話、アフリカ・オセアニア・アメリカから12話を収録。

イヴ・ボンヌフォワ編 ; 金光仁三郎主幹事典
 『世界神話大事典』全般
大修館書店2001.3(原著1981)
クラウ・ソラス
 Yves Bonnefoy 編『Dictionnaire des mythologies et des religions des sociétés traditionnelles et du monde antique』(Flammarion, 1981)全2巻の全訳。ボンヌフォワはフランスの著名な詩人・評論家。ただし、執筆したのは序文のみで、各項目を実際に執筆分担しているのは、フランスを中心とした97名の宗教・神話研究者。大項目主義を採用、原著では全項目をABC順に配列しているが、本訳書では地域別・時代順に編集し直している。訳者は金光の他、安藤俊次、大野一道、嶋野敏夫、白井泰隆、持田明子、山下誠、山辺雅彦。

一井昭, 伊藤秀一, 塩見英治, 篠原正博, 土田哲夫, 濱岡剛, 牧野武彦編研究
 『創立100周年記念論文集』全般
中央大学経済学部 創立100周年記念事業委員会2005.10
 経済学関係を中心に42の論文を収録。冒頭に経済学部長小口好昭による序文が付く。収録論文のうち、本サイトに関係するのは、金光仁三郎「竜退治―メソポタミア神話の余波(ヨーロッパ)」と渡邉浩司「「アーサー王物語」とクマの神話・伝承」の二本のみか。

多ヶ谷有子著研究
 『王と英雄の剣 アーサー王・べーオウルフ・ヤマトタケル―古代中世文学に見る勲と志―』ケルト・ゲルマン・日本
北星堂書店2008.4
千鳥
 関東学院大学人文科学研究所研究叢書XXIX。「刀剣の歴史」「アーサー王のエクスキャリバー」「べーオウルフ」「剣巻」「白鳥になった英雄―ヤマトタケル」「羅生門の鬼とグレンデル」の六章立て。冒頭に「はじめに」、末尾に終章「結論に代えて―剣の思想の背後にあるもの」、「参考文献」、「図版ご提供の御礼」、「あとがき」が付く。

Maria Leach, Jerome Fried 編事典
 Funk & Wagnalls Standard Dictionary of Folklore, Mythology, and Legend全般
Funk & Wagnalls Company1949-1950
ブルートガング
 Vol.I (1949)には A から I までを、Vol.II (1950)には J から Z までを収録。 Editor: Maria Leach. Associate Editor: Jerome Fried. Consultants: Melville J. Herskovits, Alexander H. Krappe, MacEdward Leach, Erminie W. Voegelin.

Gertrude Jobes 著事典
 Dictionary of Mythology Folklore and Symbols全般
The Scarecrow Press1962
ブリューナク, フラガラッハ, ナーゲルリング, ブルートガング, ダーインスレイヴ
 Part 1 に、Introduction と A から JEPHTHAH(JEPHETE)まで(pp.1-872)を、Part 2 に、JEPHUNEH から ZZZ まで、及び Bibliography(pp.873-1759)を収録。Part 3 - Index には、A. P. DeWeese による Preface、著者による Acknowledgements / Abbreviations used in this werk / Symbols used in this work / Part A Table of Deities, Heroes, and Personalities / Part B Table of Mythological affiliations (Supernatural Forms, Realms, Things) を収録。


0-1.ヨーロッパ全般

井上勇, 昇曙夢編再話
 『神話傳説大系 第九卷 佛蘭西・露西亞篇』ヨーロッパ・ケルト
近代社1928.4
オートクレール, アルマス
 井上勇編「佛蘭西傳説集」及び昇曙夢編「露西亞神話傳説集」を収録。冒頭に「佛蘭西傳説集解題」と「露西亞神話傳説集解説」を載せる。「佛蘭西傳説集」には、「太足のベルト姫の傳説」「シャルル・マアヌ皇帝とロオランの傳説」「アミとアミルの傳説」「フロオルとジァンヌの傳説」「エレクとエニイドの傳説」「エリデュックの話」の6篇を収録。「露西亞神話傳説集」は五部構成で「大勇士傳説」4篇、「小勇士傳説」8篇、「神話お伽噺」15篇、「歴史傳説(史謠)」16篇、「邊彊傳説」3篇を収録。

井上勇編再話
 『世界神話伝説大系26 フランスの伝説』ヨーロッパ・ケルト
名著普及会改訂版 1980.6(初版1928.4
アルマス
 「太足のベルト姫の伝説」「シャルルマーニュ皇帝とローランの伝説」「アミとアミルの伝説」「フロールとジャンヌの伝説」「エレクとエニードの伝説」「エリデュックの話」の6篇を収録。冒頭に「フランスの伝説改題」が付く。

相良守峯著研究
 『ドイツ中世敍事詩研究』ゲルマン・ケルト
郁文堂第四版 1978.10(初版1948.5)
ナーゲルリング
 冒頭、序に続いて著者による第三版の序(奥付は1975年春)があり、これによれば、本書は第二次大戦前に執筆され、戦後に富士出版株式会社から出版されたもの。1960年に同社(森北出版と改称)の諒解を得て郁文堂から第二版として刊行された。

坂丈緒, 相良守峯訳原典
 『世界文學全集古典篇 第三卷 中世敍事詩篇』ヨーロッパ・ゲルマン
河出書房1952.5
デュランダル, オートクレール, アルマス
 坂丈緒訳『ロオランの歌』と相良守峯訳『ニーベルンゲンの歌』を収録。末尾の解説も「ロオランの歌」と「ニーベルンゲンの歌」に分かれ、前者を坂が、後者を相良が執筆している。「ロオラン」の底本は不詳。「ニーベルンゲン」の底本は、ブロックハウスの刊行でカール・バルチュの註釈のついた『ニーベルンゲンの歌』。

E.トンヌラ, G.ロート, F.ギラン ; 清水茂訳概説
 『ゲルマンの神話―ゲルマンとケルトの神話―』ゲルマン・ケルト
みすず書房(みすず・ぶっくす)1960(原著1935)
クラウ・ソラス, ブリューナク, グングニル
 フェリクス・ギラン編『世界の神話』(Mythologie generale, Larousse, Paris, 1935)中の「ゲルマンの神話」(E.Tonnelat, Mythologie germanique)と「ケルトの神話」(G.Roth et F.Guirand, Mythologie celtique)の各章を訳出したもの。索引つき。

日本フランス語フランス文学会編事典
 『フランス文学辞典』ヨーロッパ・ケルト
白水社1974.9
オートクレール
 冒頭に日本フランス語フランス文学会会長桑原武夫による「刊行の辞」、「編集責任者のことば」、「執筆者一覧」、末尾に「フランス文学年表」、「和文索引」、「欧文索引」、「地図」が付く。ちなみに、編集委員長は鈴木信太郎。中世担当者は有永弘人、佐藤輝夫、山田067601:ジャク

関本榮一訳註原典
 『中世英詩「梟とナイチンゲール」「三世代の問答」』ヨーロッパ・ケルト
松柏社改訂新版 1986.12(初版1977.5
 中世英詩「梟とナイチンゲール」、同「三世代の問答」を註・解説付きで収録。底本はそれぞれ、E. G. Stanley (ed), The Owl and the Nightingale. Thomas Nelson and Sons Ltd, 1960., M. Y. Offord (ed), The Parlement of the Thre Ages. E. E. S. T. No. 246. 1959. 末尾に参考文献、あとがき、改訂によせて・参考文献追加、地図が付く。

中世英国ロマンス研究会訳原典
 『中世英国ロマンス集 第二集』ヨーロッパ・ケルト
篠崎書林1986.10
 中世英国韻文ロマンスのうち「ブリテンもの」7作品、『デガレ卿』、『オーフェオ卿』、『ローンファル卿』、『トゥールーズ伯爵』、『エマレ』、『フレーヌの詩』、『ゴウサー卿』を翻訳。底本は、W.H. French and C.B. Hale (eds.), Middle English Metrical Romances (New York, 1930; reissued 1964)。これに含まれていない Lay le Freine は、Donald B. Sands (ed.), Middle Varse Romances (New York, 1966)、Sir Gowther は、Maldwyn Mills (ed.), Six Middle English Romances (London, 1973)。巻頭に「はしがき」、巻末に「参考文献」が付く。中世英国ロマンス研究会のメンバーは、金山崇、吉岡治郎、齊藤俊雄、三浦常司、今井光規、小川浩、松原良治、水谷洋一、西村秀夫。

トマス・カイトリー著 ; 市場泰男訳概説・再話
 『妖精の誕生 フェアリー神話学』ヨーロッパ・ケルト・ゲルマン
社会思想社(現代教養文庫1309)1989.9(原著1850)
ロッセ
 Thomas Keightley, The Fairy Mythology, H.G.Bohn, London, 1850 から、説明的部分のほとんどと民話の一部を訳出したもの。1982年に社会思想社の「そしおぶっくす」の一冊として出版されたが、それに手を加えて文庫化したのが本書。

健部伸明と怪兵隊著概説
 『虚空の神々』ケルト・ゲルマン
新紀元社(Truth In Fantasy 6)1990.5
クラウ・ソラス, ブリューナク, フラガラッハ, オルナ, "屠殺者", "急進", "殺し屋", ゴーム・グラス, ガ・ジャルグ, ガ・ボー, モラルタ, ベガルタ, グングニル, レーヴァテイン
 「ケルトの神々」「北欧/ゲルマンの神々」の2章立て。表紙イラストは亜蘭善久、イラストは田中光、土橋敬彦。「ゲーム・プレイヤーにも、神話伝承に興味を持つ読者にも満足できるような本」を目指している。

新倉俊一, 神沢栄三, 天沢退二郎訳原典
 『フランス中世文学集1 ―信仰と剣と―』ヨーロッパ・ケルト
白水社1990.12
オートクレール, アルマス
 『聖アクレシス伝』、『ロランの歌』、ベルールの『トリスタン物語』、トマの『トリスタン物語』、トリスタンもの短篇三作(オクスフォード本及びベルン本の『トリスタン佯狂』とマリ・ド・フランスの『すいかずら』)、南仏詩人の詩22篇、北仏詩人の詩15篇、フランソワ・ヴィヨンの詩3篇(抄)を収録。冒頭にまえがき、末尾に解説が付く。『アクレシス』、『ロラン』、解説を神沢、両『トリスタン物語』及びトリスタンもの短篇三作、南仏詩人の詩の一部を新倉、残る各詩篇を天沢が担当。まえがきは三人の連名。

健部伸明著娯楽
 『神話世界の旅人たち ケルト・北欧篇』ケルト・ゲルマン
JICC出版局1991.8
ガイ・ボルガ
 絵は田中光。『ファミコン必勝本』(JICC出版局刊)1990年VOL4から連載された記事に加筆したもの。17, 18, 28ページの絵はいずれも『RPGマガジン』(ホビージャパン刊)1991年6月号に掲載されたものの転載。「ケルト篇」「北欧篇」の2部構成。

ヨアヒム・ブムケ著 ; 平尾浩三, 和泉雅人, 相澤隆, 斎藤太郎, 三瓶慎一, 一條麻美子訳研究
 『中世の騎士文化』ヨーロッパ・ケルト・ゲルマン
白水社1995.5(原著1986)
ナーゲルリング
 Joachim Bumke : Höfische Kultur ― Literatur und Gesellschaft im hohen Mittelalter. 2 Bde. München: Deutscher Taschenbuch Verlag (dtv) 1986 の全訳。巻末、「あとがき」に続いて「訳者あとがき」、「引用文献」、「人名・書名索引」が付く。

市川定春著 ; 株式会社新紀元社編集部編概説
 『武器と防具 西洋編』
新紀元社(Truth In Fantasy XX)1995.11
 表題の通り、西洋の武器と防具を、その起源・用法・歴史について、刀剣類・短剣類・鉾槍類・打撃武器・射程武器・特殊武器・鎧・兜・盾に分類して紹介。イラストはシブヤユウジと深田雅人。

佐藤牧夫研究
 「中世のフランス,ドイツ,オランダの叙事詩―文学に見る中心と辺境―」ヨーロッパ・ケルト・ゲルマン
『東北ドイツ文学研究』第39号, p.1-191995.12
 東北大学文学部1994年度教育研究学内特別経費研究報告『社会と文化における中心と辺境』(1995年)所収の論文に加筆したもの。なお、収録雑誌『東北ドイツ文学研究』は、東北大学文学部・ドイツ文学研究会の発行。

藤井康生研究
 「物語における<刀剣>のシンボリズム」ヨーロッパ・ケルト・ゲルマン
『大阪市立大学文学部紀要 人文研究』第48巻第6分冊, p.7(303)-32(328)1996.12
グラム
 「『ル・シッド』の場合」、「『わがシッドの歌』の場合」、「『ロランの歌』の場合」、「『ヴォルスンガ・サガ』(あるいは『ニーベルンゲンの歌』)の場合」、「『アーサー王物語』の場合」、「『ニーベルングの指輪』の場合」の6章立て。未完。

アーサー・コットレル著 ; 松村一男, 蔵持不三也, 米原まり子訳事典
 『ヴィジュアル版 世界の神話百科 ギリシア・ローマ/ケルト/北欧』ギリシア・ケルト・ゲルマン
原書房1999.10(原著1996)
クラウ・ソラス, ブリューナク, オルナ, ガイ・ボルガ, カラドボルグ, "急進", "殺し屋", ゴーム・グラス
 Arthur Cotterell, The Encyclopedia of Mythology, Anness Publishing, London, 1996 の翻訳。著者のコットレルは、ロンドンのキングス・カレッジ学長。ギリシア・ローマを松村、ケルトを蔵持、北欧を米原が担当して訳出。

中央大学人文科学研究所編研究
 『剣と愛と 中世ロマニアの文学』ヨーロッパ・ケルト・オリエント
中世大学出版部(中央大学人文科学研究所研究叢書34)2004.8
デュランダル, アルマス
 久保田勝一「フランス中世における「恋愛」と「戦争」」、小川直之「フランス中世叙事詩と年代記における、十字軍の英雄ノルマンディー公ロベールに対する毀誉褒貶」、渡邉浩司「動かぬ規範が動くとき」、小路邦子「ガウェインの誕生と幼年時代」、鈴木桂子「伝統、インスピレーション、そして幻視像」、金光仁三郎「プロメテウス神話」、土肥由美「ローラント」、福井千春「ロンスヴォーの南へ」、仮屋浩子「表象としての「ペレレ」」、浅野ひとみ「愛人のドクロを抱く女」を収録。冒頭に福井と渡邉による「まえがき」が付く。

原野昇著概説
 『フランス中世の文学』ヨーロッパ・ケルト
広島大学出版会2005.3
アルマス
 「中世文学の入り口」「中世文学にみるレトリック」「ジャンルを考える―『オランジュ占領』の非武勲詩的特徴」「描かれた騎士の姿」「さかさまの世界(一)―『オーカッサンとニコレット』」「さかさまの世界(二)―『狐物語』第七枝篇」「繰り返される境界越え―『ばら物語』前編」「物語の構造―『狐物語』第四枝篇」「異文化接触としての『ロランの歌』」「写本とテクスト―本文の校訂」の10篇を収録(注・参考文献は割愛)。末尾に「フランス中世文学作品邦訳リスト」「フランス中世文学案内書・研究書」「初出一覧」「あとがき」が付く。

エルンスト・ヨーゼフ・ゲルリヒ著 ; 清水健次訳概説
 『新訳 オーストリア文学史』ケルト・ゲルマン
芦書房2005.8(原著1948)
ナーゲルリング
 Ernst Joseph Görlich, Einführung in die Geschichte der österreichischen Literatur, Wien 1948 の全訳。ただし、1918-1968 Österreich―50 Jahre Republik, hrg. v. Institut für Österreichkunde, Wien 1968 所収の Hellmuth Himmel の小論 „Die österreichische Literatur seit 1918“ の翻訳「一九一八年以後のオーストリア文学」が付加されている。

水田英実, 山代宏道, 中尾佳行, 地村彰之, 四反田想, 原野昇著研究
 『中世ヨーロッパにおける死と生』ヨーロッパ・ケルト
溪水社2006.9
 山代宏道「中世イングランドにおける生と死」、水田英実「『新約聖書』とその注解に描かれた人間の生死」、中尾佳行「「尼僧院長の話」に見るチョーサーの死生観」、地村彰之「チョーサーの『公爵夫人の書』における死と生」、四反田想「トリスタン物語における死と生」、原野昇「フランス中世文学にみる死の表現」を収録。冒頭に「まえがき」、末尾に「あとがき」、「著者紹介」が付く。

中央大学人文科学研究所編研究
 『続 剣と愛と 中世ロマニアの文学』ヨーロッパ・ケルト
中世大学出版部(中央大学人文科学研究所研究叢書40)2006.11
エクスカリバー, デュランダル, オートクレール, アルマス
 不破有理「「正義の戦い」とは?」、高木眞佐子「印刷家ウィリアム・キャクストンの政治意識」、小路邦子「エクスカリバーの変遷」、久保田勝一「コノン・ド・ベチューヌの剣」、小川直之「サラディンを倒したイスラムの名剣マルグレ」、渡邉浩司「ペルスヴァルに授けられた剣と刀鍛冶トレビュシェットの謎」、土肥由美「ダニエルの剣」、鈴木桂子「時代としての剣」、金光仁三郎「竜退治」、仮屋浩子「聖ペトロの剣の行方」、オスカル・メンドサ「カルサダの聖ドミンゴの鎌について」、浅野ひとみ「『ジローナ・ベアトゥス』のヘロデ図像に関する一考察」、福井千春「シッドの剣」を収録。冒頭に福井と渡邉による「まえがき」、末尾に「研究活動記録」が付く。

原野昇編概説
 『フランス中世文学を学ぶ人のために』ヨーロッパ・ケルト
世界思想社2007.2
アルマス
 「I フランス文学のあけぼの」(太古隆治, 松原秀一)、「II シャンソン・ド・ジェスト」(原野昇, 小栗栖等)、「III 騎士と奥方―ロマンとレー」(大順雄, 渡邉浩司, 天沢退二郎, 高頭麻子, 横山安由美, 佐佐木茂美)、「IV 愛のアレゴリー」(篠田勝英)、「V 笑いと風刺」(福本直之, 岩本修巳)、「VI 演劇」(長谷川太郎, 鈴木覺)、「VII 夕暮れの光と影」(佐佐木茂美, 細川哲士, 西澤文昭)、「VIII 南フランス」(井上富江, 瀬戸直彦)、「IX フランス中世文学への手引き」(松原秀一)の九部構成(カッコ内は執筆者)。冒頭に原野による「はじめに」、末尾に岡田真知夫による付録「原文で読むための文献案内」、原野による「フランス中世文学年表」と「フランス中世文学作品邦訳リスト」、参考文献、作品名索引、人名索引が付く。

アンドルー・ラング編, 西村醇子監修再話
 『アンドルー・ラング世界童話集第8巻 べにいろの童話集』ヨーロッパ・ゲルマン
東京創元社2009.1
グンフィエズル
 アンドルー・ラング(Andrew Lang, 1844-1912)編 The Crimson Fairy Book (1903)の抄訳で、原著に所収される36話のうち23話を収録。訳者は生方頼子、大井久里子、おおつかのりこ、菊池由美、熊谷淳子、児玉敦子、杉田七重、杉本詠美、武富博子、ないとうふみこ、中務秀子、西本かおる、宮坂宏美、吉井知代子。


1.オリエントと地中海世界の神話

呉茂一著概説
 『ギリシア神話(上)』ギリシア
新潮社(新潮文庫)1979.10(1969.12)
アイギス, ケーリューケイオン
 1956年に上・下二冊本として出刊。その後、1969年11月に改版、一冊本に。その際、「純粋の神話伝説に属さないものを、思いきって除」き、「ギリシア神話伝説の主体をなす本論」についても再閲校訂した。これを文庫化し、再び上・下二冊本にしたのが本書。

呉茂一著概説
 『ギリシア神話(下)』ギリシア
新潮社(新潮文庫)1979.11(1969.12)
アイギス, ケーリューケイオン
 1956年初版、1969年改版、1979年文庫化(詳細は上巻参照)。全7章中の5章以下、及び系図、参考文献、索引を収録。また、文庫化にあたり吉田敦彦の解説が付加されている。

ホメロス ; 松平千秋訳原典
 『イリアス(上)』ギリシア
岩波書店(岩波文庫)1992.9
アイギス

ホメロス ; 松平千秋訳原典
 『オデュッセイア(上)』ギリシア
岩波書店(岩波文庫)1994.9
アイギス
 Homeros, ODYSSEIA 底本はオクスフォード古典叢書中のT.W.アレンによる校訂本。1982年に講談社から発行された「世界文学全集」第一巻所収の『ホメロス、オデュッセイア』を改訂したもの。

岡田明子, 小林登志子著概説
 『シュメル神話の世界 粘土板に刻まれた最古のロマン』オリエント
中央公論新社(中公新書1977)2008.12
シャルウル
 「序章 粘土板に書かれた物語」「第一章 「創世神話」」「第二章 神々が送る大洪水の物語」「第三章 「楽園神話」と農耕牧畜比較論」「第四章 シュメル世界の規範「メ」と神々の聖船」「第五章 エンリル神とニンリル女神の性的ゲーム」「第六章 大地母神と死んで復活する神」「第七章 大王エンメルカルと「小さな王」ルガルバンダ」「第八章 『ギルガメシュ叙事詩』成立縁起」「第九章 王による王のための神話」「終章 大河のほとりで」の11章構成。序・3・4・7・終章を岡田が、はじめに・1・2・5・6・8・9章を小林が執筆。

S.H.フック著 ; 吉田泰訳概説
 『オリエント神話と聖書』オリエント
山本書店1967.5(原著1963)
ヤグルシ, アイムール
 S. H. Hooke の Middle Eastern Mythology, 1963 Penguin books. A 546 p.200 の全訳。メソポタミア、エジプト、ウガリット、ヒッタイト、ヘブライの各神話、ユダヤ教黙示文学及び新約聖書における神話的要素、キリスト教の神話と儀礼について扱う。巻頭に訳者はしがき、巻末に訳者あとがき、参考文献、聖書引用章節索引、地名・民族名索引、神名・人名・学者名索引つき。

谷川政美訳原典・研究
 『ウガリトの神話 バアルの物語』ウガリト
新風舎1998.9
ヤグルシ, アイムール
 副題 : 音写資料からの翻訳と解説 並びに旧約聖書への影響とその歴史的背景 目次 : ウガリト文字/凡例/略記/序文/第一部 予備知識/第二部 バアル神話―音写資料と翻訳/第三部 神話の解釈と旧約聖書との関係/結論/脚注/音写資料研究/参考文献/語彙/索引 (なお、目次には載らないが、目次の前に「はじめに」が付く。)


2.ケルト関連

第2分室へ移動


3.ゲルマン・北欧関連

第3分室へ移動


4.キリスト教世界の伝説・文学

バーバラ=ピカード著 ; 那須辰造訳再話
 『オクスフォード 世界の民話と伝説4 フランス編』シャルル
講談社改訂 1978.9(初版1964?)
オートクレール
 Barbara Leonie Picaed, French Legends, Tales and Fairy Stories, Oxford University Press, 1954. を邦訳したもの。末尾に那須による解説が付く。表紙に記載された副題は「勇士ローランのつのぶえ ネズミの王女」。装丁は安野光雅、挿絵は赤穴宏。

佐藤輝夫, 山田067601:ジャク, 新倉俊一, 渡辺一夫, 鈴木信太郎, 神沢栄三訳原典
 『世界文学大系65 中世文学集★』シャルル
筑摩書房1962.9
アルマス
 『ローランの歌』(佐藤)、『狐物語』「ルナールの冒険」(山田)、「ルナールの裁判」(新倉)、『ピエール・パトラン先生』(渡辺)、『結婚十五の歓び』(新倉)、『ヴィヨン』(鈴木)、『サン・ヌーヴェル・ヌーヴェル』(鈴木・渡辺・神沢)を収録(括弧内は訳者)。末尾にJ・ノードストレーム(新倉訳)「中世文学にあらわれた人間」、渡辺による解説、各訳者(『狐物語』は山田、『サン・ヌーヴェル・ヌーヴェル』は鈴木)による解題が載る。また、奥付によると訳者代表は鈴木信太郎。

有永弘人訳原典
 『ロランの歌』シャルル
岩波書店(岩波文庫)1965.1
デュランダル, ジョワイユーズ, オートクレール, アルマス, ミュルグレス, プレシューズ, マルテ
 底本には、オクスフォード大学付属ボドレイ図書館所蔵の写本を写真版にして刊行した La Chanson de Roland, reproduction phototypique du manuscrit Digby 23 de la Bodleian Library d'Oxford, éditée par le comte A. DE LABORDE, avec une étude historique et paléographique de CH. SAMARAN, Paris, 1932, 25×20 cm, IV-53 p. et 73 pl. (Coll. S. A. T. F.)を使用。

有永弘人研究
 「『ロランの歌』の注釈とその問題点(上)」シャルル
『東北大学文学部研究年報』第二十号, p.165-2651970.8
デュランダル, オートクレール, アルマス
 『ロランの歌』の和訳を岩波文庫から出した際、筆者は書店の希望を容れて後注を最少限にとどめたが、その「もともと必要不可欠と思われていた注釈を復活し、さらに、問題点の指摘のための筆を補」ったもの。ベディエ版1行目から1807行まで。

有永弘人研究
 「『ロランの歌』の注釈とその問題点(下)」シャルル
『東北大学文学部研究年報』第二十一号, p.57-1221972.2
デュランダル
 前号所収の「『ロランの歌』の注釈とその問題点(上)」の続き。ベディエ版の最後4002行目まで。(上)の冒頭には「はしがき」が付いていたが、本稿末尾には「あとがき」と後注が付く。なお、収録雑誌『東北大学文学部研究年報』は、東北大学文学部の編輯・発行。

佐藤輝夫, 山田067601:ジャク, 新倉俊一訳原典
 『ローランの歌/狐物語 中世文学集 II 』シャルル
筑摩書房(ちくま文庫)1986.10(1971.12)
デュランダル, オートクレール, アルマス
 『ロランの歌』の底本には、モルチエ刊行(Les Texts de la Chanson de Roland, édision de la geste francor édités par Raoul Mortier, 10 vols. Paris, 1940.)の第一巻 La Version d'Oxford と、ジョゼフ・ベディエのエディション(La Chanson de Roland, publiés d'Oxford et traduite, par Joséph Bédier, Paris, 1931.)を併用。『狐物語』は、第1枝篇はもっぱらロック M.Roques 版(C.F.M.A.叢書、1948年刊)により、第2-5a枝篇はマルタン E.Martin 版(ストラスブール、トリュブネル書店、1882年刊)を参照(ただし一部のみロック版(デュ・カンジュ写本)を使用)。前者を「ルナールの裁判」、後者を「ルナールの冒険」と題した。『ロランの歌』を佐藤、『狐物語』「冒険」を山田、同「裁判」を新倉が担当。1971年12月20日、筑摩書房が刊行した「筑摩世界文学大系10」中に収録された作品を1986年に文庫化。

佐藤輝夫著研究
 『ローランの歌と平家物語 前編』シャルル
中央公論社1973.3
デュランダル, オートクレール, アルマス
 「「ローランの歌」の研究概説」。「現存本を通して見た「ローランの歌」」「「ローランの歌」の先史的考察」の二部構成。冒頭に序、末尾に付録として「O本とV4との比較対照表」「有韻本増補内容事項対照表」が付く。

佐藤輝夫著研究
 『ローランの歌と平家物語 後編』シャルル
中央公論社1973.6
デュランダル, オートクレール, アルマス
 「「ローランの歌」と「平家物語」の比較研究」。「二つの叙事詩の構造上の比較」「二つの叙事詩の中に見る哀感の表出についての比較」「二つの叙事詩の英雄像・戦闘描写とその手法の比較」の三部構成。末尾に参考文献、索引、あとがきが付く。

鷲田哲夫著再話・概説
 『世界の英雄伝説5 ローランの歌 フランスのシャルルマーニュ大帝物語』シャルル
筑摩書房1990.3
デュランダル, オートクレール, アルマス
 「『ローランの歌』」「『ルオラントの歌』」「シャルル大帝とローランの物語」の三部構成。冒頭に「はじめに」、末尾に「おわりに」が付く。第一部はオクスフォードのヴェルシオンによる『ローランの歌』の翻訳(再話。後半のバリガンエピソードは省略)。第二部ではコンラッドの『ルオラントの歌』を紹介し、第三部ではその他の関連する伝説・物語について扱う。

トマス・ブルフィンチ著 ; 市場泰男訳再話
 『シャルルマーニュ伝説 中世の騎士ロマンス』シャルル
社会思想社(現代教養文庫)1994.1(原著1862)
コルタナ
 Thomas Bulfinch, Legends of Charlemagne, or Romance of The Middle Ages, 1862 の全訳。底本はパルマー・ボーウィー解説のペーパーバック『メンター・クラシック』版(1962)。ブルフィンチ(1796-1867)はアメリカ生まれの著述家。

学校法人 上智学院 新カトリック大事典編纂委員会編事典
 『新カトリック事典 第1巻〜第3巻』キリスト教全般
研究社1996.6-
デュランダル
 New Catholic Encyclopedia. 第1巻(1996.6刊)にはアイ−カラ、第2巻(1998.1刊)にはカリ−シモ、第3巻(2002.8刊)にはシヤ−ハキを収録。第1巻の冒頭に、ヨハネ・パウロ2世による「教皇メッセージ」、日本カトリック司教協議会会長濱尾文郎と学校法人上智学院理事長山本襄治による「刊行にあたって」、新カトリック事典編纂委員会委員長高柳俊一による「まえがき」が付く。

馬杉宗夫著概説
 『ゴシック美術―サン・ドニからの旅立ち』キリスト教全般
八坂書房2003.10
デュランダル
 『シャルトル大聖堂』、『ロマネスクの美術』、『パリのノートル・ダム』に続く四部作最後の書。「ゴシックの時代―時代背景」「ゴシック美術の誕生―サン・ドニ修道院長シュジェールとゴシック美術」「ゴシックの歴史」「ゴシックの図像」の四部構成。

岡田公夫訳原典
 『ドイツ民衆本の世界Ⅴ ハイモンの四人の子ら』シャルル
国書刊行会1988.6
フローレンベルク
 1604年にケルンで出版された『ハイモンの四人の子ら』の全訳。テキストとして用いたのは、Deutsche Volksbücher in drei Bänden (Bibliothek deutscher Klassiker) Bd. 3, Aufbau-Verlag, Berlin und Weimar 41982 及び F. Pfaff : Das deutsche Volksbuch von den Heymonskindern. Nach dem Niederländischen bearbeitet von Paul von der Aelst. Herder'sche Verlagshandlung, Freiburg im Breisgau 1887.

長南実訳原典
 『エル・シードの歌』スペイン
岩波書店(岩波文庫)1998.7
コラーダ, ティソーン
 R.メネーンデス・ピダール(Ramón Menéndez Pidal)による全三巻の研究書 《Cantar de Mio Cid. Testo, gramática y vocabulario》(初版1908-1911), Espasa-Caipe, Madrid, 1964-1969(改訂第四版)を基本文献として使用。

アドネ・ル・ロワ原作 ; ジャン・マルシャン再話 ; 森本英夫訳再話
 『ヨーロッパ中世ロマン 王子クレオマデスの冒険』ロマンス
社会思想社(現代教養文庫1303)1989.7(原著1925)
レッソワニー
 『王子クレオマデスの冒険』は、13世紀フランスの詩人アドネ・ル・ロワ(Adenet le Roi)によって書かれた八音綴の韻文作品。原作は18,688行の大作だが、本書の底本はジャン・マルシャンの現代フランス語散文訳(エミール=ポール・フレール社刊、1925年)。15世紀の写本にある版画をもとにしたルブデフの挿絵が付され、末尾には中世ヨーロッパ略図、訳者あとがきが付く。

中世英国ロマンス研究会訳原典
 『中世英国ロマンス集 第三集』ロマンス
篠崎書林1993.5
エルキイン/エッジキング
 中世英国韻文ロマンスのうち主として「ノンサイクルもの」の作品9篇を翻訳。底本は、W.H.French and C.B.Hale (eds.), Middle English Metrical Romances (New York, 1930; reissued 1964)。これに含まれていない「オクタヴィアン」は、Frances McSparran (ed.), Octovian (EETS 289, London, 1986)、「イサンブラス卿」「アマダス卿」は、Maldwyn Mills (ed.), Six Middle English Romances (London, 1973)。 翻訳の担当は以下の通り。金山崇「イーガーとグライム」、三浦常司「身分の低い楯持ち」、西村秀夫「フローリスとブランチフルール」、田尻雅士「クレジェス卿」、吉岡治郎「シシリーのロバート」、水谷洋一「エドワード王と羊飼い」、松原良治「オクタヴィアン」、齊藤俊雄「イサンブラス卿」、今井光規「アマダス卿」。巻頭に「はしがき」、巻末に「参考文献」がつく。


5.日本の神話・伝説

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6.中国・朝鮮の神話・伝説

郭璞註 / 王嘉譔 ; 蕭綺録原典
 『圏點 百子全書 穆天子傳 拾遺記』中国
掃葉山房1925
曳影之剣
 晉の郭璞註『穆天子傳』全六巻、晉の隴西王嘉譔、梁蕭綺録『拾遺記』全十巻を収録。それぞれ冒頭に「穆天子傳序」、「拾遺記序」が付く。掃葉山房發行『圏點 百子全書』七函に収載される。

張華撰 / 李石撰原典
 『圏點 百子全書 博物志 續博物志(一〜三)』中国
掃葉山房1925
 晉の張華撰『博物志』全十巻、唐の隴西李石撰『續博物志』巻一から巻三までを収録(全十巻)。冒頭に「博物志叙」が付く。掃葉山房發行『圏點 百子全書』七函に収載される。

趙曄撰(呉越春秋)/袁康撰(越絶書)/常璩撰(華陽國志)原典
 『四部叢刊初編(五一) 呉越春秋 越絶書 華陽國志』中国
上海書店1989.3(1926)
干将, 莫耶, 龍淵, 泰阿, 工布

李ムほか撰原典
 『四部叢刊三編(三五―五五) 太平御覧(二十一冊)』中国
上海書店1985.12(1936)
純鈞, 湛盧, 豪曹/盤郢, 魚腸, 巨闕, 揜日, 断水, 転魄, 懸剪, 驚鯢, 滅魂, 却邪, 真剛

原典
 『五朝名臣言行録 三朝名臣言行録 呉越春秋 越絶書 華陽國志』中国
臺灣商務印書館1967.9
純鈞, 湛盧, 豪曹/盤郢, 魚腸, 巨闕, 歩光之剣, 屈盧之矛, 屈盧之弓
 四部叢刊初編縮本一六。四部叢刊初編史部の『五朝名臣言行録』十巻(上海商務印書館縮印海鹽張氏渉園蔵宋本)、『三朝名臣言行録』十四巻(同)、『呉越春秋』十巻(上海商務印書館縮印明弘治鄺璠刻本)、『越絶書』十五巻(上海商務印書館縮印江安傅氏雙鑑樓蔵明雙柏堂本)、『華陽國志』(上海商務印書館縮印烏程劉氏蔵明錢叔寳鈔本)十二巻を収録。

諸橋轍次著辞典
 『大漢和辞典 修訂版』全十三巻中国
大修館書店修訂版1984.4-1986.4(初版1955.11-1960.5)
歩光之剣, 屈盧之矛, 屈盧之弓, 白虹, 紫電, 辟邪, 流星, 青冥, 百里, 百錬, 青犢, 漏影
 十三巻目は索引。 巻一冒頭に著者による「序」及び「大漢和辞典修訂の序」、修訂者である鎌田正と米山寅太郎による「大漢和辞典の修訂に際して」が、巻十二末尾には著者による「跋」、縮写版刊行時(1966.5-1968.5)に附されたと思われる「後記」、修訂者による「修訂後記」がつく。索引の末尾には初版発行者鈴木一平による「出版後記」、修訂版発行者鈴木敏夫による「修訂版刊行を終えて」がつく。

李ムほか撰原典
 『太平御覽(全四冊)』中国
中華書局出版1960.2
 本書用上海涵芬樓影印宋本複製重印。一卷から二○二卷を第一册に、二〇三卷から四五七卷を第二册に、四五八卷から七三七卷を第三册に、七三八卷から一〇〇〇卷を第四册に収める。また、第一冊冒頭に聶崇岐による「重印太平御覽前言」、「序」、「跋」、「引」、「太平御覽經史圖書綱目」、「太平御覽總類」が、第四冊末尾に「跋」がつく。

徐堅ほか著原典
 『初學記(全三冊)』中国
中華書局出版1962.1
 卷第一から卷第十までを第一冊に、卷第十一から卷第二十までを第二冊に、卷第二十一から卷第三十までを第三冊に収める。また、第一冊冒頭に「點校説明」、「初學記序」、「初學記目録」がつく。

馬縞撰原典
 『百川学海 中華古今注』中国
藝文印書館1965
白虹, 紫電, 辟邪, 流星, 青冥, 百里, 百錬, 青犢, 漏影
 嚴一萍選輯, 原刻景印, 百部叢書集成の一冊。冒頭に「本館百部叢書集成所選百川学海及古今逸史秘書二十一種皆收有此書百川最先影宋本校勘精審故據以影印並附四庫總目提要及余嘉錫提要辨證於後」との記述あり。

崔豹撰原典
 『畿輔叢書 古今注』中国
藝文印書館1966
白虹, 紫電, 辟邪, 流星, 青冥, 百里, 百錬, 青犢, 漏影
 嚴一萍選輯, 原刻景印, 百部叢書集成の一冊。冒頭に「本館百部叢書集成所選畿輔叢書及陽山顧氏文房古今逸史漢魏叢書秘書廿一種均有此書畿輔本校刻最精故據以影印並附四庫提要余嘉錫提要辨證於後」との記述あり。

崔豹撰原典
 『四部叢刊三編子部 古今注』中国
臺灣商務印書館1966.10
白虹, 紫電, 辟邪, 流星, 青冥, 百里, 百錬, 青犢, 漏影
 冒頭に「上海涵芬樓影印宗刊本原書版十七公分寛十四公分」との記述、末尾に「題崔豹古今注後」、「跋」、「古今注校記一(此記節次之歧異)」、「古今注校記二(此記文字之差別)」がつく。

藤井専英著原典
 『新釈漢文大系6 荀子 下』中国
明治書院1969.6
闕, 録, 葱, 曶
 巻第十一(彊國篇第十六)から巻第二十(堯問篇第三十二)までを収録。付録として索引、末尾に跋文が付く。

小林信明著原典
 『新釈漢文大系22 列子』中国
明治書院1967.5
含光, 承影, 宵練
 経文は明の世徳堂本の寛政覆刻本を底本とし、南北両宋刊本や諸本を校比。学習の便のため、章別を立てて注解を施している。冒頭に例言と解説、末尾に索引が付く。 

鎌田正著原典
 『新釈漢文大系33 春秋左氏伝(四)』中国
明治書院1981.10
属鏤
 昭公(十三年より)、定公、哀公、杜預による後序を収録。巻末に書陵部蔵鎌倉時代写本春秋経伝集解識語、語句索引を付す。

吉田賢抗著原典
 『新釈漢文大系39 史記二(本紀)』中国
明治書院1973.4
烏号
 項羽本紀第七、高祖本紀第八、呂后本紀第九、孝文本紀第十、孝景本紀第十一、孝武本紀第十二を収録。末尾に戦国七雄時代略図、本紀索引が付く。

水沢利忠著原典
 『新釈漢文大系88 史記八(列伝一)』中国
明治書院1990.2
属鏤, 歩光之剣, 屈盧之矛
 『史記』十二冊中の一冊。列伝七十篇のうち、第一から第十三までを収録する。底本は滝川亀太郎博士著『史記会注考証』。巻頭に列伝解説を付す。

村松武雄編 ; 伊藤清司解説再話
 『中国神話伝説集』中国
社会思想社(現代教養文庫875)1976.2
揜日, 断水, 転魄, 懸剪, 驚鯢, 滅魂, 却邪, 真剛
 本書のもとになった村松武雄編『支那神話伝説集』は、1927-28年に近代社より刊行された世界の神話伝説大系・全18巻の一冊として作られた作品。中村亮平編の「朝鮮神話伝説集」及び「台湾神話伝説集」と合わせて一本という体裁で発行され、1934年に同じ体裁で大京堂より覆刻版が、さらにこれらと同様の体裁の書が大洋社より発売されている。本書は近代社版を元にし、形式上、重複すると思われる伝承を割愛、収録数を原書の約2/3に縮小して、配列も一部入れ替えている。表題も改め、本文及び注の支那の文字を中国に改めた他、旧字を当用漢字に改めるなどの改訂を実施。出典についても伊藤が一つ一つ原典にあたり、誤植・誤訳を改めている。

虞世南撰 ; 孔廣陶刻本原典
 『北堂書鈔』中国
中文出版社再版1979.8
 孫忠愍侯祠堂舊校影印原本。南海孔氏三十有三萬巻堂校注重刊。冒頭に「北堂書鈔子目索引」がつく。

歐陽詢撰 ; 汪紹楹校原典
 『藝文類聚』全二冊中国
中文出版社再版1980.12
 據宋紹興本點校・明本補缺排印。第一卷から第四十四卷までを上册に、第四十五卷から第一百卷までを下册に収める。また、上册の冒頭に「本社編輯部」による「點校藝文類聚出版説明」、汪紹楹による「校藝文類聚序」、「藝文類聚序」、「藝文類聚目録」がつく。

東方朔(神異經)/葛洪(枕中書)/王嘉撰(拾遺記)原典
 『叢書集成初編 神異經 枕中書 拾遺記』中国
中華書局1991
揜日, 断水, 転魄, 懸剪, 驚鯢, 滅魂, 却邪, 真剛

袁珂著 ; 鈴木博訳概説・再話
 『中国の神話伝説 下』中国
青土社1993.4
純鈞, 湛盧, 豪曹/盤郢, 魚腸, 巨闕, 揜日, 断水, 転魄, 懸剪, 驚鯢, 滅魂, 却邪, 真剛
 袁珂著『中国神話伝説』(上下)(中国民間文芸出版社、1984)の全訳(下)。ただし、本文中の写真と挿図は原書にはない。また、原書の注にある膨大な原文の引用は、スペースの都合で割愛されている。付録として「袁珂自伝」と「主要文献解題」がつくが、前者は『中国現代社会科学家伝略』第四輯(山西人民出版、1983)からの全訳、後者は訳者の作成。索引も原書を参考に訳者が作成している。

伊藤清司著概説・再話
 『中国の神話・伝説』中国
東方書店1996.9
干将, 莫耶(鏌鋣), 揜日, 断水, 転魄, 懸剪, 驚鯢, 滅魂, 却邪, 真剛
 「中国の神話・伝説のなんたるかを知るための至便な読物として広く一般の読者に提供するもの」。ただし、掲載資料の原文の出所を明記、異伝や類話も出典を挙げて付記している。巻末に、索引及び「主な人名・地名・書名について」(の簡単な解説)つき。

曽布川寛, 谷豊信責任編集図録
 『世界美術大全集 東洋編 第2巻 秦・漢』中国
小学館1998.9
揜日, 断水, 転魄, 懸剪, 驚鯢, 滅魂, 却邪, 真剛
 中国の秦・漢代(前221〜後220)の美術をジャンル別に扱う。執筆者は、曽布川寛、谷豊信の他、相川佳予子、今村啓爾、岡村秀典、志賀和子、高濱秀、田中淡、谷一尚、富田哲雄、冨谷至、廣川守、町田章、吉開将人、李昆声。

袁珂著 ; 鈴木博訳事典
 『中国神話・伝説大事典』中国
大修館書店1999.4
干将, 莫耶, 龍淵, 泰阿, 工布, 純鈞, 湛盧, 豪曹/盤郢, 魚腸, 巨闕, 揜日, 断水, 転魄, 懸剪, 驚鯢, 滅魂, 却邪, 真剛
 袁珂著『中国神話伝説詞典』(上海辞典出版社、1985)の全訳。ただし、訳出は著者から送付された自筆訂正本にもとづいて行っているため、刊本と異なる部分が少なくない。付録として袁珂の「狭義の神話から広義の神話へ」「ふたたび広義の神話について」の二論文を訳出して収録。前者は『社会科学戦線』1982年第四期(のち『民間文学論壇』1983年第二期に転載)、後者は『民間文学論壇』1984年第三期所収。ともに『袁珂神話論集』(四川大学出版社、1996)に収録されており、訳出は『論集』から。

鎌田正, 米山寅太郎編辞典
 『大漢和辞典 補巻』中国
大修館書店2000.4
 諸橋轍次著『大漢和辞典』(大修館書店, 初版1955.11-1960.5)の補巻。同書の修訂版刊行(1984.4-1986.4)後、その修訂者でもあった鎌田正、米山寅太郎によって編纂された。

アン・ビレル著 ; 丸山和江訳概説
 『中国の神話』中国
丸善(丸善ブックス099)2003.1(原著2000)
揜日, 断水, 転魄, 懸剪, 驚鯢, 滅魂, 却邪, 真剛
 Anne Birrell, Chinese Myths, The British Museum Press, London, 2000 を訳出したもの。末尾に「参考にした主な文献」、「訳者あとがき」、「索引」が付く。


7.内陸アジアの神話・伝説

若松寛訳原典
 『マナス 少年篇―キルギス英雄叙事詩』キルギス
平凡社(東洋文庫694)2001.9
アクケルテ, アチャルバルス
 キルギス英雄叙事詩『マナス』第一部第一冊の翻訳(散文訳)。底本は、Манас. Киргизчский героический эпос. Книга 1. Главная редакция восточной литературы издательства 《Наука》, Москва, 1984. 544 с. с илл. (《Эпос народов СССР》)(1920年代に現キルギス共和国のサグィムバイ・オズロバコーフ Сагымбай Орозбаков が吟唱した叙事詩のキルギス語原文とそのロシア語訳注などから成る)。


《先行する武器集成》

Truth In Fantasy編集部, 株式会社知識計画編著娯楽
 『魔法の道具屋』ヨーロッパ全般
新紀元社1992.11
ルーン, ダーインスレイヴ, レーヴァテイン
 ギリシア神話、北欧(ゲルマン)神話、ケルト神話、アングロ・サクソン叙事詩、旧約聖書、西欧民話に登場するアイテムを紹介。表紙イラストはシブヤユウジ、本文イラストは熊倉宏、深田雅人、梶原昭允、田中光、モリコギト。索引、参考文献つき。

佐藤俊之とF.E.A.R 著概説
 『聖剣伝説』全般
新紀元社(Truth In Fantasy XXX)1997.12
ブリューナク, フラガラッハ, グングニル, ダーインスレイヴ, グラム, ブルートガング
 奥付によれば、著者は佐藤俊之、稲葉義明、有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチ。イラストは石田ヒロユキ、鏡健一郎、C-SHOW、田口順子、もとのりゆき。「神剣」「聖剣」「魔剣」「名剣」の4章立て。索引、参考文献一覧つき。

佐藤俊之とF.E.A.R 著概説
 『聖剣伝説 II』全般
新紀元社(Truth In Fantasy XXXIX)1998.11
ダーインスレイヴ, 今剣
 奥付によれば、著者は前著のメンバーに加え、桂令夫、司馬炳介、磯田暁生。イラストは鏡健一郎、佐嶋真実、鈴木理華、田口順子、もとのりゆき。「神剣」「聖剣」「宝剣」「魔剣」「名剣」の5章立て。索引、参考文献一覧つき。

山北篤監修事典
 『魔導具事典』全般
新紀元社(Truth In Fantasy事典シリーズ6)2001.12
ブリューナク
 執筆者は山北の他、稲葉義明、桂令夫、佐藤俊之、司馬炳介、秦野啓、田中天、遙遠志。イラストは有田満弘、加園誠、シブヤユウジ、原田みどり、福地貴子。品目別、地域・出典別、欧文、50音順の四種の索引がつく。

牧秀彦著 ; 新紀元社編集部編概説
 『剣技・剣術三 名刀伝』日本
新紀元社2002.8
今剣
 「天下五剣・天下三槍」「中世武士」「戦国武将」「剣豪」「幕末の志士」「名刀由来」の6章立てで、さらに資料編として「図解日本刀」「国宝刀剣一覧」「街道別刀工一覧」がつく。牧曰く「予備知識がない、初歩の初歩の方々のための手引き、お手軽に読めるガイドブック」。

牧秀彦著概説
 『名刀伝説』日本
新紀元社(Truth In Fantasy 66)2004.10
今剣
 日本の神話伝承・古典芸能に登場する刀剣を紹介。「古代・平安」「中世・戦国」「織豊・江戸」「江戸幕末」の4章立て。全39項目。カバーイラストは鈴木泰士、本文イラストは有田満弘、添田一平、シブヤユウジ。

牧秀彦概説
 『名刀 その由来と伝説』日本
光文社(光文社新書)2005.4
今剣


《名前について》

田中克彦著概説
 『名前と人間』全般
岩波書店(岩波新書(新赤版)472)1996.11
 もくじ : まえがき―私がこの本を書くほんとうのわけ/第一部 言語学と名前学/第二部 名前学から見た固有名詞/第三部 固有名詞の語源/第四部 名づけの諸相/むすび オノマスチカの新しい展開へ

佐々木健一著概説
 『タイトルの魔力 作品・人名・商品のなまえ学』全般
中央公論新社(中公新書1613)2001.11
 目次 : まえがき/第一章 タイトル、この気になるもの/第二章 なまえと名詞/第三章 なまえの魔力/第四章 名づけとネーミング/第五章 商品名とタイトルの場所/第六章 タイトルの空間/第七〜九章 タイトルの歴史学/第一〇章 タイトルの言語学/第一一章 タイトルのレトリック/第一二章 理論としてのタイトル/結び タイトルの脱藝術化/あとがき/文献案内

佐藤豊三研究
 「名物刀剣の銘について」日本
『尾陽―徳川美術館論集』第一号2004.12
 目次 : はじめに/一 名物道具/二 織田信長と名物刀剣/三 豊臣秀吉と名物刀剣/四 徳川家康と「駿府御文物刀剣」/五 明暦の大火と「享保名物帳」/結びに代えて

▼分室1・・4・・6



Copyright (C) 2004-2013 Akagane_no_Kagerou
2004/11/29:初版
2006/02/20:備考の追加開始
2006/04/27:ケルト系・ゲルマン系を分室に移動、分類項目《名前について》を追加
2007/04/09:分類項目「7.内陸アジア」を追加
2013/03/14:最終加筆
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