著者・訳者など | ジャンル | |
『書名』・「論文名」 | 内容※ | |
出版者(論文の場合は掲載雑誌名) | 出版年 | |
参考にした武器項目 | ||
備考(翻訳書の底本、代表以外の執筆者・訳者、付録など) |
フィオナ・マクラオド著 ; 松村みね子訳 | 民話(再話・創作?) | |
『かなしき女王 ケルト幻想作品集』 | スコットランド | |
沖積舎 | 1989.9(初版1925.3) | |
"急進", "殺し屋", ゴーム・グラス | ||
The Works of Fiona Macleod, vol. II, arranged by Mrs. William Sharp, Unicorn Edition 1910, (The Sin・Eater, The Washer of the Ford.)所収の20篇より12篇を訳出したもの。1925年3月15日、第一書房より出版された『かなしき女王 フィオナ・マクラオド短篇集』の復刻版。巻末に井村君江による解説及び「松村みね子翻訳年譜一覧」がつく。2005年11月、筑摩書房により文庫化された。 |
八住利雄編 | 再話 | |
『世界神話伝説大系40 アイルランドの神話伝説〔Ⅰ〕』 | アイルランド | |
名著普及会 | 改訂版1981.2(初版1929.3) | |
クラウ・ソラス, ブリューナク, フラガラッハ, "屠殺者", ガイ・ボルガ, "急進", "殺し屋", ゴーム・グラス, ルーン | ||
「Ⅰ 種々なる入寇の神話伝説」「Ⅱ 古代ミレシアンの種々なる王に関する神話伝説」「Ⅲ ウルトニアンの物語」の3章立て。巻頭に「はしがき」がつく。『世界神話伝説大系』初版は、松村武雄を中心として編纂され、1927-29年に近代社から刊行された(『神話伝説大系』全18巻)。名著普及会版(全42冊 1979-81)は、全文を現代表記に改めて再編成し、全巻索引を付している。 |
T.マロリー作 ; W.キャクストン編 ; 厨川文夫, 厨川圭子編訳 | 原典 | |
『アーサー王の死 中世文学集Ⅰ』 | アーサー王 | |
筑摩書房(ちくま文庫) | 1986.9(1971.12) | |
エクスカリバー, ガラチン | ||
原作はT.マロリー(Thomas Malory)だが、「アーサー王の死(Le Morte Darthur)」という標題は、印刷業者W.キャクストン(William Caxton, 1421頃-1491)が、この作品を印刷する際につけたもの。本書の底本はキャクストン版を厳密に復刻したと称するゾンマー H. Oskar Sommer のテクスト。1971年12月20日、筑摩書房が刊行した「筑摩世界文学大系10」中に収録された作品を文庫化したもので、キャクストン版全21巻のうち、1, 5, 11, 12, 18, 19, 20, 21巻を訳出した抄訳。 |
三宅忠明著 | 概説・民話(原話) | |
『スコットランドの民話』 | スコットランド | |
大修館書店 | 1975.12 | |
クラウ・ソラス, "急進", "殺し屋", ゴーム・グラス | ||
「スコットランドという国」「民話と児童文学」「スコットランドの民話」の三部構成。第三部には、著者の採話による5話、「ケルト民族の伝承悲話」である「デァドリー」を含め、25の民話が収録される。冒頭に「はじめに」、末尾に「民話解説」が付く。 |
尾島庄太郎, 鈴木弘著 | 概説 | |
『アイルランド文学史』 | アイルランド | |
北星堂書店 | 1977.3 | |
― | ||
「序論」「古代文学」「アングロ・アイリッシュの文学」「文芸復興(その一)」「文芸復興(その二)」「文芸復興の整理期」「二十世紀の過渡期に立つ文学」「最近の文壇の趨勢」の8章立て。巻頭に尾島による「はじめに」、巻末に鈴木による「あとがき」、さらには参考文献、アイルランド文学史年表、人名索引、見返しにはアイルランド島地図がつく。ちなみに、鈴木は尾島の教え子である。 |
三宅忠明著 | 概説・民話(原話)・再話 | |
『アイルランドの民話と伝説』 | アイルランド | |
大修館書店 | 1978.5 | |
フラガラッハ, "屠殺者", "急進", "殺し屋", ゴーム・グラス | ||
「民話編」と「伝説編」の二部構成で、冒頭には「はじめに」と「アイルランドという国」と題された概説が、末尾には解説と参考文献が付く。「民話編」には28話を収録。「伝説編」では神話伝説群、アルスター伝説群、フェーナ伝説群の三つを扱う。 |
宮田武志訳 | 原典 | |
『イギリス中世ロマンス 王子ガウェインと緑の騎士』 | アーサー王 | |
大手前女子学園アングロノルマン研究所 | 1979.1 | |
― | ||
底本は、Sir Gawain and the Green Knight ed. by J. R. R. Tolkien and E. V. Gordon, the Clarendon Press, Oxford. 末尾に解説、あとがき、追記が付く。追記によれば初版は1957年だが、初版から改訳の上、旧仮名遣いを新仮名に改めている。 |
フィオナ・マクラウド著 ; 荒俣宏訳 | 民話(再話・創作?) | |
『ケルト民話集』 | スコットランド | |
筑摩書房(ちくま文庫) | 1991.9(1983.2) | |
"屠殺者", "急進", "殺し屋", ゴーム・グラス | ||
著者Fiona Macleod(1855-1905)は、本名をWilliam Shapというが、生前のシャープは「マクラウドの代理人」を自称、二人が同一人物であることを世間が知ったのは、シャープの死後だった。本訳書に収められた作品の大部分は、マクラウドの短編集"The Sin-Eater(罪を喰う人)"所収。同書初版(1895)は12編からなっていたが、1910年に未亡人が全7巻の『フィオナ・マクラウド作品集』の第2巻目にこれを収める際、半分の6編を切り離して別の作品集に分散収録し、新たに別の短編集から「ウラとウルラ」を引いてきて『罪を喰う人』に収め、都合7編仕立ての短編集に作り直した。本訳書には、この『フィオナ・マクラウド作品集』第2巻所収の「罪を喰う人」の全訳のほか、初版時点で収録されていた他の作品のうち入手可能なものをすべて追加、「イオナより(ゲール族について) Prologue―From Iona」を含め計9編を収録している。また、巻頭にパトリック・ゲッデスによる序、巻末に訳者による解説「北方の昏い星」を収録。本文カットは、アンドレ・マルティ。1983年2月15日に月刊ペン社から刊行され、1991年9月24日に筑摩書房で文庫化された。 |
井村君江著 | 概説 | |
『ケルトの神話』 | アイルランド | |
筑摩書房(ちくま文庫) | 1990.3(1983.3) | |
クラウ・ソラス, ブリューナク, フラガラッハ, "屠殺者", ガイ・ボルガ, "急進", "殺し屋", ゴーム・グラス | ||
1983年3月25日、「世界の神話」全十巻の中の一巻として刊行された『ケルトの神話』を文庫化したもの。文庫化にあたって「文庫版あとがき」が新たに付加され、固有名詞の読み方に大幅な改訂がほどこされた。 |
リチャード・バーバー著 ; 宮利行訳 | 概説 | |
『アーサー王 その歴史と伝説』 | アーサー王 | |
東京書籍 | 1983.10(原著1973) | |
エクスカリバー | ||
Richard Barber, King Arthur in Legend and History, The Boydell Press, 1973 の日本語訳。冒頭に著者による「日本語版への序文」、末尾に「訳注」、「解説」、「訳者あとがき」、「参考文献」、「アーサー王文学年表」、「事項索引」、「人名索引」が付く。 |
清水阿や訳 | 原典 | |
『八行連詩 アーサーの死』 | アーサー王 | |
ドルフィン・プレス | 1985.2 | |
エクスカリバー | ||
中世の韻文ロマンス『アーサーの死』の全訳(散文訳)。底本には、Le Morte Arther a romance in stanzas of eight lines re-edited from ms. Harley 2252, in the British Museum with introduction, notes, glossary and index of names by J. Douglas Bruce (E.E.T.S., 1959) を使用。冒頭に訳者序、解説、梗概、参考系図、末尾にあとがきがつく。 |
青山吉信著 | 研究 | |
『アーサー伝説―歴史とロマンスの交錯―』 | アーサー王 | |
岩波書店 | 1985.8 | |
― | ||
「第一篇 歴史のアーサー」「第二篇 伝説のアーサー」「第三篇 アーサー伝説の「歴史」化とロマンス化」の三部構成。冒頭に「序 アーサーの史的復権」、末尾に図版・系図、あとがき、索引が付く。 |
清水阿や訳 | 原典 | |
『頭韻詩 アーサーの死』 | アーサー王 | |
ドルフィン・プレス | 1986.7 | |
コルブランド/キャリバーン, ガラス, クラレント, フロレント | ||
中世英詩で頭韻詩『アーサーの死』と呼ばれているものの全訳(散文訳)。底本には、Morte Arthure or The Death of Arthur edited from Robert Thornton's MS. in the Library of Lincoln Cathedral by Edmmund Brock. [A New Edition. 1871] (E.E.T.S.1961) を使用。冒頭に訳者序、解説(p.9-136)、末尾に参考地図、あとがきがつく。 |
マイルズ・ディロン著 ; 青木義明訳 | 概説 | |
『古代アイルランド文学』 | アイルランド | |
オセアニア出版社 | 1987.10(原著1948) | |
ガイ・ボルガ | ||
Myles Dillon, Ealry Irish Literature, The University of Chicago Press, 1948 の全訳。原著に付された脚注はすべて、各章末に〔原注〕として一括して掲載するが、この〔原注〕は一部に訳注を含んでいる。冒頭に著者による「はしがき」、巻末に訳者による「訳者あとがき」及び欧文文字を併記した索引がつく。著者ディロン(1900-1972)の専攻は、ケルト語、サンスクリット語を中心とした比較言語学。 |
池上忠弘著 | 研究 | |
『ガウェインとアーサー王伝説』 | アーサー王 | |
秀文インターナショナル | 1988.3 | |
― | ||
「中世英文学とアーサー王物語」「『サー・ガウェインと緑の騎士』をめぐって」「『マビノギ』」の三部構成からなる論文集。第一部に7篇、第二部には6篇の論文を、第三部には「『マビノギオン』について」(書き下ろし)と「ダヴェッドの王プウィル」「フリールの娘ブランウェン」の翻訳(底本は『フリゼルヒの白本』に基づく英語版)を収録。末尾にあとがき、参考文献、索引が付く。 |
J・ジェイコブズ著 ; 木村俊夫, 山田正章訳 | 民話(再話) | |
『ケルト民話集Ⅰ ディアドレ』 | ケルト全般 | |
東洋文化社(メルヘン文庫) | 1989.7 | |
"急進", "殺し屋", ゴーム・グラス | ||
ジョセフ・ジェイコブズ(Joseph Jacobs, 1854-1916)編 Celtic Fairy Tales、More Celtic Fairy Tales を全三巻で全訳したものの第一巻。「コンラと妖精の乙女」から「人魚の娘」まで、「ディアドレ」を含む全17話を収録。さし絵はジョン・D・バッテン。 |
ジャン・フラピエ著 ; 天沢退二郎訳 | 研究 | |
『聖杯の神話』 | アーサー王 | |
筑摩書房(筑摩叢書340) | 1990.5(原著1979) | |
― | ||
Jean Frappier, Chrétien de Troyes et le Mythe du Graal. Etude sur Perceval ou le Conte du Graal, 2e édition corrigée, CDU et SEDES, 1979 (Complément bibliographique par Jean Dufournet) の全訳。ただし、巻末のジャン・デュフルネによる「『聖杯の物語』関係文献補遺」には、1978年以後について訳者編のものを追補している。 |
新倉俊一, 神沢栄三, 天沢退二郎訳 | 原典 | |
『フランス中世文学集2 ―愛と剣と―』 | アーサー王 | |
白水社 | 1991.6 | |
エスカリボール | ||
クレチアン・ド・トロワの『ランスロまたは荷車の騎士』及び『ペルスヴァルまたは聖杯の物語』、マリ・ド・フランスの『ギジュマール』及び『ランヴァル』、ジャン・ルナールの『影の短詩』、以上五作品を収録。冒頭にまえがき、末尾に解説が付く。『ランスロ』を神沢、『ペルスヴァル』と解説を天沢、残る三作品を新倉が担当。まえがきは三人の連名。『ランスロ』の底本は、Der Karrenritter und das Wilhelmsleben von Christian von Troyes, herausgegeben von W. Foerster, Halle, M. Niemeyer, 1899. 『ペルスヴァル』は、T写本(パリBN 12576)を底本とし、W・ローチ校訂本を参照、訳注にF・ルコワ校訂本(A写本による)及びC・メラ対訳本(B写本による)との主たる異同を示す。『ギジュマール』及び『ランヴァル』の底本は、大英博物館蔵の一写本(Harley, 978)に拠る Les Lais de Marie de France, éd. Jean Rychner, Paris 1966. 『影の短詩』は、パリ国立図書館蔵の一写本(fr. 837)に拠る Jean Renart, Le Lai de L'Ombre, éd. F. Lecoy, Paris 1979. |
プロインシァス・マッカーナ著 ; 松田幸雄訳 | 概説 | |
『ケルト神話』 | ケルト全般? | |
青土社 | 1991.7(原著初版1968, 改訂1985) | |
クラウ・ソラス, ブリューナク | ||
1968年初版、1985年改訂、ピーター・ベドリック社(ニュー・ヨーク)刊行、プロインシァス・マッカーナ(Proinsias Mac Cana)著『ケルトの神話(Celtic Mytholgy)』を訳出したもの。2001年3月付で訳者による「訓みの一部変更について」という一文がつき、(おそらくは2001年4月30日発行の第7刷から)ゲール語のカナ表記の一部を変更している。著者マッカーナは北アイルランド生まれ、ダブリン大学のウェールズ語及び初期アイルランド語教授、王立アイルランド芸術院会長も務めたケルト文学の権威。 |
J.ジェイコブズ編 ; 小辻梅子訳編 | 民話(再話) | |
『ケルト妖精民話集』 | ケルト全般? | |
社会思想社(現代教養文庫1434) | 1992.6(原著1891, 1894) | |
クラウ・ソラス | ||
ジョーゼフ・ジェイコブズ(Joseph Jacobs, 1854-1916)の『ケルト妖精物語』(Celtic Fairy Tales, 1891)と『続ケルト妖精物語』(More Celtic Fairy Tales, 1894)から16編を訳出。挿絵には原本からジョン・D・バトンの画を使用。 |
新倉俊一著 | 研究 | |
『フランス中世断章―愛の誕生―』 | アーサー王 | |
岩波書店 | 1993.2 | |
デュランダル, オートクレール | ||
「「沈める都」伝説考」「狼の話」「樽の話」「「青ひげ」の素顔」「剣―伴侶そして分かつもの―」「ベディエ『トリスタン・イズー物語』をめぐって」「トリスタン幻想」「王様の耳は馬の耳」「中世「町人文学」の成立―フランスの場合―」の9篇を収録。「狼の話」「樽の話」を除く7篇には初出が別にあるが、ほとんどに大幅な加筆増補が施されているという。末尾にあとがきが付く。 |
フランク・ディレイニー著 ; 鶴岡真弓監修 ; 森野聡子訳 | 概説・再話 | |
『ケルト―生きている神話』 | ケルト全般? | |
創元社 | 1993.3(原著1986) | |
フラガラッハ, "屠殺者" | ||
1986年、BBC(英国放送協会)が制作したテレビ・シリーズ「幻の民・ケルト人」(原題 The Celts ; 全6回で1回55分のドキュメンタリー ; 1989年1〜2月にNHK教育テレビでも放映)の企画に参加し、案内役を務めたフランク・ディレイニー(Frank Delaney 1942-)が、番組制作に並行して書いた概説書 The Celts の翻訳。「トゥレンの子どもたち」「リルの子どもたち」「ウシュナの子どもたち」「エーダインの恋」の四つの再話を含む。冒頭に鶴岡による「民族の想像力―ケルト文明の三千年」がつき、その後に目次、著者による謝辞が続く。末尾には、「ケルト」年表、森野による「訳者あとがき」、参考図書、図版出典一覧、索引がつく。 |
小辻梅子訳編 | 民話(再話) | |
『ケルト幻想民話集』 | ケルト全般? | |
社会思想社(現代教養文庫1435) | 1993.8 | |
"急進", "殺し屋", ゴーム・グラス, マック・ア・ルイン, ガ・ジャルグ, ガ・ボー, モラルタ, ベガルタ | ||
「ダーマットとグラーニアの運命」は、P.W.ジョイス(Patrick Weston Joyce, 1827-1914)の『ケルトのロマンス』(Old Celtic Romances, 1879)所収の「ダーマットとグラーニアの追跡」の翻訳。残る6篇の民話は、ジョーゼフ・ジェイコブズ(Joseph Jacobs, 1854-1916)の『ケルト妖精物語』(Celtic Fairy Tales, 1891)と『続ケルト物語』(More Celtic Fairy Tales, 1894)からの訳出。 |
ソフィア・モリソン著 ; ニコルズ恵美子訳 ; 山内玲子監訳 | 民話(原話) | |
『マン島の妖精物語』 | マン島 | |
筑摩書房 | 1994.10(原書初版1911) | |
フラガラッハ, マカブイン | ||
ソフィア・モリソン(Sophia Morrison, 1859-1917)著『マン島の妖精物語』の邦訳。挿絵はノーマン・セイル(Norman Sayle)。52篇の物語を収め、冒頭にモリソンによる序文、末尾にニコルズによる訳者あとがきが付く。原書の初版は1911年。この時集められた物語のうち、「海の姫ティーバル」「魔法使いの宮殿」「キタランド」は民間伝承の本から、「まだらのめんどり」は『イン・リオア・マニナック』(マン島のフォークロア)にマン島語で掲載されていたものから所収。その他は、モリソンが島内の人から直接聞き集めた口承の物語。ソフィアの死後、妹のルイーザが、「テヒ・テヒ」「モーザ・デュウ」「海の底の町」「素足のマグナス王」「聖トリニアン教会のバゲイン」の5篇を加え、1929年に再版。1971年、マン島博物館とナショナル・トラストが復刻版を出版。1991年に二度目の復刻版が出版された。 |
清水阿や訳注 | 原典 | |
『英和対訳 中世韻文アーサー物語 三篇』 | アーサー王 | |
ドルフィン プレス | 1994.11 | |
エクスカリバー | ||
初期のアーサー王伝説を扱った中世英語のロマンス、『アーサー(Arthur)』、『誓約(The Avowynge of King Arther, Sir Gawan, Sir Kaye, and Sir Bawdewyn of Bretan)』、『アーサーの不思議(The Anturs of Arther at the Tarnewathelan)』を対訳の形で収録。text と解釈は主として、『アーサー』については Frederick Furnivall による EEST Original Series No. 2 (1864, reprinted 1965)、他の二篇については John Robson による Three Early English Metrical Romances (The Camden Society, 1842) に基づく。冒頭に「はじめに」及び「解説」、末尾に「主要参考書目」及び「あとがき」が付く。 |
菊池淑子著 | 原典・研究 | |
『クレティアン・ド・トロワ『獅子の騎士』―フランスのアーサー王物語―』 | アーサー王 | |
平凡社 | 1994.11 | |
ナーゲルリング, デュランダル | ||
翻訳篇と解説篇からなる。翻訳篇は、クレティアン・ド・トロワ著『獅子の騎士(イヴァン)』の現代日本語散文訳。底本はフェスルター版(par Wendelin Fœrster, Kristian Von Troyes, dans Romanisch Bibliothek, V, Halle 1912)。 |
小辻梅子訳編 | 民話(再話) | |
『ケルト魔法民話集』 | ケルト全般? | |
社会思想社(現代教養文庫1566) | 1995.6 | |
クラウ・ソラス, フラガラッハ, "屠殺者", "急進", "殺し屋", ゴーム・グラス, ガ・ジャルグ, ガ・ボー, モラルタ, ベガルタ | ||
「トゥレンの子たちの運命」「ナナカマドの妖精宮」「ギーラ・ダッカーと彼の馬の追跡」は、P.W.ジョイスの『ケルトのロマンス』(Old Celtic Romances, 1879)から、「ケルト海竜物語」はJ.F.キャンベルの『ケルトの竜神話』(The Celtic Dragon Myth, 1911)から訳出。 |
田中仁彦著 | 概説 | |
『ケルト神話と中世騎士物語 「他界」への旅と冒険』 | ケルト全般? | |
中央公論新社(中公新書1254) | 1995.7 | |
クラウ・ソラス, ブリューナク | ||
目次 : 序章 地の果てに/第一部 ケルト人と他界/第二部 ケルト・キリスト教と他界/第三部 中世騎士物語と他界/終章 「夜の航海」/あとがき/参考文献 |
新倉俊一, 神沢栄三, 天沢退二郎訳 | 原典 | |
『フランス中世文学集4 ―奇蹟と愛と―』 | アーサー王 | |
白水社 | 1996.4 | |
エスカリボール, デュランダル | ||
『アーサー王の死』、『フロール王と美女ジャンヌ』、『教皇聖グレゴリウス伝』、『小樽の騎士』、『聖母の軽業師』、リュトブフの『テオフィールの奇蹟劇』、アダン・ル・ボシュの『ロバンとマリオンの劇』、ロベール・ド・クラリの『コンスタンチノープル征服記』、ジャン・ド・ジョワンヴィルの『聖王ルイの物語』、フィリップ・ド・コミーヌの『回想録』、以上十作品を収録(ただし最後の三作品は部分訳)。冒頭にまえがき、末尾に解説、書誌が付く。『アーサー王の死』を天沢が、『フロール王と美女ジャンヌ』から『聖母の軽業師』までと解説を神倉が、『テオフィールの奇蹟劇』以降の五作品と書誌を神沢が担当。まえがきは三人の連名。 |
ローナン・コグラン著 ; 山本史郎訳 | 事典 | |
『図説 アーサー王伝説事典』 | アーサー王 | |
原書房 | 1996.8(原著1991, 1993) | |
カラドボルグ, エクスカリバー, マルミアドワーズ, クレスーズ | ||
Ronan Coghlan, The Illustrated Encyclopedia of Arthurian Legends, Element Books Limited, 1993 を訳出したもの。巻頭にジョン・マシューズによる「まえがき」、巻末に「主要なアーサー王文献」、「訳者あとがき」つき。 |
M.J.グリーン著 ; 市川裕見子訳 | 概説 | |
『ケルトの神話』 | ケルト全般? | |
丸善(丸善ブックス) | 1997.5(原著1993) | |
クラウ・ソラス, ブリューナク, フラガラッハ, カラドボルグ | ||
Miranda Jane Green, Celtic Myths, British Museum Press, London, 1993 を訳出したもの。著者のグリーンはアバリストウィスのウェールズ・ケルト高等研究所名誉研究員。ケルト学者土居敏雄による「関係固有名詞・用語表」つき。 |
アンヌ・ベルトゥロ著 ; 松村剛監修 ; 村上伸子訳 | 概説 | |
『アーサー王伝説』 | アーサー王 | |
創元社(「知の再発見」双書71) | 1997.10(原著1996) | |
― | ||
Anne Berthelot, Arthur et la Table ronde, Gallimard, 1996 の邦訳。冒頭に松村剛による「日本語版監修者序文」が付く。本編は五章立てで、その後に「資料篇 さまざまなアーサー像」が収録される。その末尾には「Index」、「出典(図版)」、「参考文献」が付く。 |
イアン・ツァイセック著 ; 山本史郎, 山本泰子訳 | 再話 | |
『図説ケルト神話物語』 | ケルト全般 | |
原書房 | 1998.6(原著1996) | |
ガイ・ボルガ, カラドボルグ, "急進", "殺し屋", ゴーム・グラス | ||
Iain Zaczek, Chronicles of the Celts, Collins & Brown, London, 1996 を訳出したもの。「第1章 アイルランド」(トェン・ボー・クールニュ&フィンの物語群)、「第2章 ウェールズ」(マビノギオン)、「第3章 ブルターニュ」(バルザス・ブレイズ)の3章立て。「訳者あとがき」つき。 |
ヤン・ブレキリアン著 ; 田中仁彦, 山邑久仁子訳 | 概説 | |
『ケルト神話の世界』 | ケルト全般? | |
中央公論社 | 1998.7(原著1987) | |
クラウ・ソラス | ||
Yann Brekilien, La mythologie celtique, Editions Jean Picollec, 1987 を訳出したもの。ただし、あまりにも大部なため、「リルの息子マナウィダン」「アルスター人の病い」「斬首の試練」を割愛している。 |
C・スコット・リトルトン, リンダ・A・マルカー著 ; 辺見葉子, 吉田瑞穂訳 ; 吉田敦彦解説 | 研究 | |
『アーサー王伝説の起源 スキタイからキャメロットへ』 | アーサー王 | |
青土社 | 1998.10(原著1994) | |
エクスカリバー, グラム | ||
訳者あとがき等に底本の書誌情報はないが、p.6の記述によれば、From Scythia to Camelot, a Radical Reassessment of the Legends of King Arthur, the Knights of the Round Table, and the Holy Grail by C. Scott Littleton and Linda A. Malcor, Garland Publishing, Inc., 1994. 冒頭にジョン・コラルッソによる緒言、末尾に付録として「出典についてのノート」と「系図」、辺見による訳者あとがき、吉田敦彦による解説、参考文献、索引が付く。訳出は緒言から第II部までを辺見が、第III部以降最後までを吉田瑞穂が担当。 |
鶴岡真弓, 松村一男著 | 概説 | |
『図説 ケルトの歴史 文化・美術・神話をよむ』 | ケルト全般 | |
河出書房新社(ふくろうの本) | 1999.8 | |
クラウ・ソラス | ||
「はじめに」、「序章 ケルト文化とは何か」、「第1章 「島のケルト」歴史と美術」、「第2章 「大陸のケルト」歴史と美術」、「第5章 ケルト文化の復興」中「2 ケルト学と「古代」」、「3 ナショナリズムとケルト意識」、「4 ケルトの美とは何か」を鶴岡が、「第3章 「大陸のケルト」信仰と神話」、「第4章 「島のケルト」神話と伝説」、「第5章」中「1 蘇る「ケルト」」を松村が担当。「はじめに」の後に「ケルト文化年表」、末尾に「ケルト関係美術館・博物館所在地」、「主な参考文献」が付く。 |
チャールズ・カイトリー著 ; デイヴィッド・M・ロビンソン編 ; 和田葉子監訳 | 概説 | |
『中世ウェールズをゆく ジェラルド・オヴ・ウェールズ1188年の旅』 | ウェールズ | |
関西大学東西学術研究所/関西大学出版部 | 1999.3 | |
― | ||
関西大学東西学術研究所訳注シリーズ 7。Charles Kightly 著 A Mirror of Medieval Wales―a Journay of Gerald of Wales in 1188 (Cadw : Cardiff 1988)の翻訳。原著に収録されていた写真も総て収録している。 |
ジョーゼフ・ジェイコブズ編著 ; 山本史郎訳 | 民話(再話) | |
『ケルト妖精物語Ⅰ』 | ケルト全般 | |
原書房 | 1999.9 | |
"急進", "殺し屋", ゴーム・グラス, マック・ア・ルイン | ||
ジョーゼフ・ジェイコブズ(Joseph Jacobs, 1854-1916)の『ケルト妖精物語Ⅰ』(1892)を訳出したもの。26の物語とジェイコブズによる序文を収録。挿絵はJ.D.バトン。ジェイコブズはオーストラリア生まれのユダヤ史研究家、民俗学者。 |
ジョーゼフ・ジェイコブズ編著 ; 山本史郎, 山本泰子訳 | 民話(再話) | |
『ケルト妖精物語Ⅱ』 | ケルト全般 | |
原書房 | 1999.10 | |
マック・ア・ルイン | ||
ジョーゼフ・ジェイコブズ(Joseph Jacobs, 1854-1916)の『ケルト妖精物語Ⅱ』(1894)を訳出したもの。20の物語とジェイコブズによる序文を収録。挿絵はJ.D.バトン。翻訳は山本泰子が前半を、山本史郎が後半を担当。 |
中野節子訳 ; 徳岡久生協力 | 原典 | |
『マビノギオン 中世ウェールズ幻想物語集』 | ウェールズ | |
JULA出版局 | 2000.3 | |
フラガラッハ, カレトヴルッフ, ロンゴミニアト, カルンウェンハン | ||
翻訳に使用した基本テキストは、The White Book Mabinogion, edited by J. Gwenogvryn Evans, Pwllheli, 1907 ; reprinted as Llyfr Gwyn Rhedderch with Introduction by R.M. Jones, Cardiff, 1973. 及び The Text of the Mabinogion and other Welsh Tales from the Red Book of Hergest, edited by John Rhys and J. Gwenogvryn Evans, Oxford, 1887. 冒頭にウェールズ大学バンゴール校 ウェールズ語学科主任教授グウィン・トーマスによる「日本語版の刊行によせて」、訳者による「『マビノギオン』への長い旅―序にかえて」、末尾には訳注、解説、参考文献、地名一覧、人名一覧がつく。 |
フランク・ディレイニー著 ; 鶴岡真弓訳 | 再話 | |
『ケルトの神話・伝説』 | ケルト全般 | |
創元社 | 2000.9(原著1989) | |
クラウ・ソラス, ブリューナク, フラガラッハ, "屠殺者", ガイ・ボルガ, "急進", "殺し屋", ゴーム・グラス | ||
Frank Delaney, Legends of the Celts, Hodder & Stoughton, London, 1989 の全訳。「アイルランドの伝説」「牛捕り伝説」「ウェールズの伝説」「アーサー王伝説」の四部構成。訳出に当たって、人名・地名などの表記をマイヤーの『ケルト事典』と統一している。 |
T.オフラナガン, P.W.ジョイス, 他 ; 三宅忠明訳 | 原典 | |
『ウシュナの子(デァドラ精選シリーズ1)』 | アイルランド | |
大学教育出版 | 2000.12 | |
"急進", "殺し屋", ゴーム・グラス | ||
T.オフラナガン(Theophillus O'Flanagan, 1760-1818)が英訳して以来、十数点の英訳が発表されている『レンスターの書』中の「ウシュナの子」、それより少し後の時代の草稿をP.W.ジョイスが英訳した「ウシュナの子」の2話を邦訳。前者については、オフラナガンの英訳の誤訳や矛盾をキンセラ(T.Kinsella, 1969)を始めとする最近の訳で補完している。いずれも三宅の『アイルランドの民話と伝説』(大修館書店, 1978)所収の「デァドルー―ウスリューの子たちの追放」及び「デァドラの悲運」に多少の修正を加えたもの。巻末には解説が付され、付録として写本・伝承資料および文学作品に関する年表、『レンスターの書』や『レカンの黄書』の当該部分の写真などを収録。また、原文資料・作品集として、Miyake, Tadaaki. ed. Select Versions of Deirdre. Okayama: University Education Press, 1998.(テキスト版)、Miyake, Tadaaki. ed. Deirdre―From Earliest Manuscripts to Yeats & Synge―. Okayama: University Education Press, 1999.(資料・作品集成)を挙げる。 |
A.カーマイケル, J.ジェイコブズ, A.グレゴリー夫人 ; 三宅忠明, 森定万里子訳 | 原典・再話 | |
『デァドリー(デァドラ精選シリーズ2)』 | ケルト全般? | |
大学教育出版 | 2000.12 | |
"急進", "殺し屋", ゴーム・グラス | ||
アレキサンダー・カーマイケル(Alexander Carmichael, 1832-1912)がイアン・マクニール(Ian MacNeill)からゲール語で採集した「デァドリー」(1867/03/16採集)、ジョセフ・ジェイコブズ(Joseph Jacobs, 1880-1920)の再話「デァドラ」(1891)、オーガスタ・グレゴリー夫人(Lady Augusta Gregory, 1852-1932)の「ウシュナの子」(1902)の3話を邦訳。「デァドリー」は、『インバネス・ゲール語協会会報』第13巻及び14巻(Transactions of the Gaelic Society of Inverness, vols. 13 & 14)に掲載され、のちにロンドンのディビッド・ナット(David Natt)などからゲール語・英語対訳の小冊子として出版(1905)、1972年にインバネスの「書籍クラブ」(Club Leabhar Ltd)という出版社から復刻版が出ている。「デァドラ」は『ケルト昔話集』(Cletic Fairy Tales, 1891)、「ウシュナの子」は『ミュルヘヴネのクホラン』(Chuhulain of Muirthene, 1902)所収。「デァドリー」の邦訳は、三宅の『スコットランドの民話』(大修館書店, 1975)所収のものを修正したもの。「デァドラ」と「ウシュナの子」は、まず森定が訳し、その後三宅が手を加えている。巻末に解説つき。原文資料・作品集は、シリーズ1と同様。 |
中央大学人文科学研究所編 | 研究 | |
『ケルト復興』 | ケルト全般 | |
中央大学出版部(研究叢書25) | 2001.3 | |
― | ||
原聖「ブルターニュにおけるケルト的なるものの生成」、上野格「「土地戦争」前後」、小田順子「アイルランドにおけるゲーリック・リヴァイヴァルの諸相」、盛節子「一九世紀アイルランド・カトリシズム」、永井一郎「「ウェールズ復興」」、小菅奎申「「ゲールの土地」という観念について」、三好みゆき「イングランドにおける「ケルト」像」、松本悠子「言語・人種・国民」、松村賢一「薄明と喧騒と」、木村正俊「アイルランド演劇運動とW・B・イェイツ」、大澤正佳「戦いの喜劇」、北文美子「文芸復興と近代小説における想像性」、松井優子「スコットランドと一九世紀末ケルト復興運動」、武藤脩二「アイリッシュ・アメリカンの文学」の二部十四章で構成(松村の第九章以下が第二部)。冒頭に共同研究チーム《ケルト復興研究》による緒言(文責は小菅)、末尾に索引が付く。 |
ベルンハルト・マイヤー著 ; 鶴岡真弓監修 ; 平島直一郎訳 | 事典 | |
『ケルト事典』 | ケルト全般 | |
創元社 | 2001.9(原著1994) | |
ブリューナク, フラガラッハ, オルナ, "屠殺者", ガイ・ボルガ, カラドボルグ, "急進", "殺し屋", ゴーム・グラス, ルーン, マック・ア・ルイン, ガ・ジャルグ, ガ・ボー, モラルタ, ベガルタ, エクスカリバー | ||
Bernhard Maier, Lexikon der keltischen Religion und Kultur, Stuttgart, Kröner 1994 の全訳。ただし、原著者より送付された追加項目を加え、日本の読者の理解を助けるため、さらに7項目を付け加えている。追加項目の執筆は平島が担当。 |
クリストファー・スナイダー著 ; 山本史郎訳 | 概説 | |
『図説アーサー王百科』 | アーサー王 | |
原書房 | 2002.3(原著2000) | |
カラドボルグ | ||
Christopher Snyder, Exploring the World of King Arthur, Thames & Hudson Ltd, London, 2000 を訳出したもの。巻末に「訳者あとがき」及び、資料として、索引、用語集、地名解説、アーサー王に関する組織、Further Reading, Internet Resources, Acknowledgements がつく。著者スナイダーはイギリスの中世初期を専門とする歴史家、バージニア州メリーマウント大学教授。 |
ジャン・マルカル著 ; 金光仁三郎, 渡邉浩司訳 | 事典 | |
『ケルト文化事典』 | ケルト全般 | |
大修館書店 | 2002.7(原著1999) | |
クラウ・ソラス, フラガラッハ, ガイ・ボルガ, カラドボルグ, "急進", "殺し屋", ゴーム・グラス, マック・ア・ルイン, エクスカリバー | ||
Jean Markale, Nouveau Dictionnaire de Mythologie Celtique, Pygmarion, 1999 の全訳。ただし、訳出にあたって、原著にない物語群や文化・美術関連の項目を追加、幾つかの項目で訳文を補っている。また、巻末の解説文も両訳者によるもの。 |
渡邉浩司著 | 研究 | |
『クレチアン・ド・トロワ研究序説 修辞学的研究から神話学的研究へ』 | アーサー王 | |
中央大学出版部(中央大学学術図書54) | 2002.12 | |
― | ||
「西欧中世文学研究と「イロニー」」「「イロニー的文体」」「「イロニーとしての神話」」の三部構成。冒頭にフィリップ・ヴァルテルによる序、著者によるはしがき、末尾に文献案内、初出一覧、あとがき、索引が付く。 |
ジェレマイア・カーティン著 ; 安達正, 先川暢郎訳 | 民話(原話) | |
『アイルランドの神話と民話』 | アイルランド | |
彩流社 | 2004.1(原著初版1887) | |
クラウ・ソラス | ||
Jeremiah Curtin(1840-1906)の書いた Myths and Folk Tales of Ireland の全訳。1887年にアイルランドで出版。1890年にはカナダ、イギリス、アメリカで再版された(出版社はそれぞれ General Publishing Company, Constable and Company, ボストンの Little and Brown Company)。現在は1975年以来、ニューヨークの Dover Publications から出版されている。カーティンはアイルランドの民俗学者、言語学者。アイルランド中西部に伝承されてきた説話を、その土地のゲール語の話し手からじかに聞き取る形で収録。 |
トマス・マロリー著 ; 井村君江訳 | 原典 | |
『アーサー王物語Ⅰ』 | アーサー王 | |
筑摩書房 | 2004.11 | |
エクスカリバー | ||
全21巻中1〜6巻及びキャクストンによる序文を収録。底本は、キャクストン版を忠実に復刻したというジョン・ローラー序文、ジャネット・コーエン編の"Le Morte D'Arthur"の上・下二巻、1969年版。オーブリー・ビアズリーの挿絵(1893)が付され、巻末には井村による「解説 アーサー王世界の見どころ」、「『アーサー王物語』 I 詳細目次」、「登場人物相関図」、「アーサー王伝説地図」が付く。 |
佐藤清編著 | 研究 | |
『フランス―経済・社会・文化の位相』 | アーサー王 | |
中央大学出版部(中央大学経済研究所研究叢書39) | 2005.7 | |
― | ||
中央大学経済研究所設置の研究チーム、フランス経済社会研究部会による研究成果の報告書。第1章から順に、廣田功「20世紀初頭フランス労働運動の労働時間短縮運動」、佐藤清「フランス社会と女性」、大野一道「ラマルチーヌの死刑廃止論」、渡邉浩司「西欧中世の韻文「トリスタン物語」におけるイズー像とその原型をめぐって」、中川洋一郎「フランス自動車産業における放漫経営から健全経営への移行」、杉森滉一「エスニック統計と「共和国モデル」」、宮本悟「フランス母子家庭の生活問題と社会手当」、和田光平「フランスの出生・結婚動向と育児支援政策」、高橋聡「L.ワルラスの社会科学体系とレジーム構想」、北原零未「フランス社会とパックス」。冒頭に研究部会主査の佐藤によるはしがきがつく。(本サイトに関係するのは、第4章の渡邉論文のみだと思われる) |
中央大学人文科学研究所編 | 研究 | |
『ケルト 口承文化の水脈』 | ケルト全般 | |
中央大学出版部(中央大学人文科学研究所研究叢書38) | 2006.3 | |
ガイ・ボルガ | ||
第一章から順に、松村賢一「巨人、この異様なるもの」、盛節子「コロンバ伝承の展開と歴史的背景」、木村正俊「「キルフッフとオルウェン」における語りの構造と様式」、渡邉浩司「「ブルターニュの短詩」に見られる「口承性」をめぐる考察」、松井優子「初期スコットランド小説と複数の声」、北文美子「語りなおされたフォークロア」、真鍋昌子「語る音楽、うたう音楽」、栩木伸明「「多声」によるアイルランド文学の創成」、キアラン・マーレイ「ディンシャナハスとアイデンティティ」、三好みゆき「語られる「ケルト」」、鈴木哲也「ノンコンフォーミズムの語り」、小泉凡「ラフカディオ・ハーンにおける口承文化の受容と継承」、小菅奎申「口承から口誦へ」。冒頭に松村による序文、末尾に人名索引及び事項索引がつく。 |
ミランダ・J・グリーン著 ; 井村君江監訳 ; 渡辺充子, 大橋篤子, 北川佳奈訳 | 事典 | |
『ケルト神話・伝説事典』 | ケルト全般 | |
東京書籍 | 2006.8(原著1992) | |
フラガラッハ, ガイ・ボルガ | ||
Miranda J. Green, Dictionary of Celtic Myth and Legend, Thames and Hudson, 1992 の全訳。扱っているケルトの歴史的時期は、およそ紀元前700年から紀元後400年。そのため、ケルト聖人、彩色写本、アーサー王ロマンス、現代ケルト文化などの項目はない。 |
松岡利次著 | 概説 | |
『アイルランドの文学精神 7世紀から20世紀まで』 | アイルランド | |
岩波書店 | 2007.3 | |
"急進", "殺し屋", ゴーム・グラス | ||
「異界」(異界行/予言/土地の記憶)と「パロディ」(古典遍歴/聖書のパロディ/土着文学の再話/植民地の憂鬱/復活の幻想)の二部構成で、冒頭に「序章 懐古する予言」、末尾に「終章 屈折した言語のダイナミズム」、さらにアイルランド文学年表、あとがき、参考文献、作品解題+人名解説が付く。 |
ジェフリー・オヴ・モンマス著 ; 瀬谷幸男訳 | 原典 | |
『アーサー王ロマンス原拠の書 ブリタニア列王史』 | アーサー王 | |
南雲堂フェニックス | 2007.9 | |
カリブルヌス, "サフラン色の死" | ||
底本は、Neil Wright (ed.) The Historia Regum Britannie of Geoffrey of Monmouth l Bern, Burgerbibliothek, MS. 568. Cambridge, D.S. Brewer, 1984. 冒頭に「ブリタニア島と関連略図」、末尾に訳者あとがき、関連文献抄、地名索引、人名索引が付く。 |
佐藤清編著 | 研究 | |
『フランス―経済・社会・文化の諸相』 | アーサー王 | |
中央大学出版部(中央大学経済研究所研究叢書50) | 2010.6 | |
― | ||
中央大学経済研究所設置の研究チーム、フランス経済社会研究部会による研究成果の報告書。第1章から順に、佐藤清「19世紀フランス社会主義思想とプルードン」、大野一道「エドガール・キネの政教分離思想」、ドボルー・フィリップ「日本とフランスの女性起業家」、荻野イザベル・セルマン「エルフ事件を通してみる予審判事廃止の社会的政治的影響」、渡邉浩司「古フランス語散文「アーサー王物語」の「サイクル化」―プレイヤッド版『聖杯の書』所収『アーサー王の最初の武勲』を手がかりに―」、宮本悟「フランスにおける乳幼児受入れ給付導入の社会的影響」、伊藤洋司「『たぶん悪魔が』」、小澤義信「フランス福祉国家財政と社会保障財源政策」、北原零未「PACSとフランスの普遍主義」、五十畑浩平「フランスにおける企業研修(stage en entreprise)」、小澤裕香「サルコジ政権下の貧困政策」(以上、第5章の渡邉論文を除き、副題を省略)。冒頭に主査の佐藤によるはしがきがつく。 |
荒井秀直 | 研究 | |
「中世のローエングリン文学」 | アーサー王 | |
『慶應義塾大学商学部 日吉論文集』第2号, p.72-90 | 1965.10 | |
― | ||
目次 : 1. Wolfram von Eschenbach : Parzival / 2. Wartburgerkrieg / 3. Bayerischer Lohengrin / 4. Konrad von Würzburg : Der Schwanritter / 参考文献 |
土居敏雄 | 概説・原典 | |
「デアドレの悲話」 | ケルト(アイルランド) | |
『紀要 言語・文学編』第11号, p.99-137 | 1978.3 | |
"急進", "殺し屋", ゴーム・グラス | ||
収録雑誌『紀要 言語・文学編』は、愛知県立大学外国語学部の編集・発行? 「Ⅰ 序説」「Ⅱ デアドレ物語について」「Ⅲ テキスト」「Ⅳ 日本語訳」の四部構成。 |
山本淳一 | 研究 | |
「宮廷物語の変質―Roaul de Houdenc, Meraugis de Portlesguez の場合」 | アーサー王 | |
『人文』第XXIV集, p.56-82 | 1978 | |
― | ||
収録雑誌『人文』は、京都大学教養部の編集・発行。目次 : 1. 争論(le débat)と愛の法廷/2. 冬の冒険/3. 封建物語(un roman féodal)?/おわりに |
清水阿や | 研究 | |||
「バラッドとアーサー王物語(1)〜(5)」 | アーサー王 | |||
『大東文化大学 英米文学論叢』第11号, p.106-119 | 1979.12 | 同第14号, p.67-84 | 1983.3 | |
同第12号, p.76-89 | 1980.12 | 同第15号, p.44-56 | 1984.3 | |
同第13号, p.12-24 | 1982.2 | |||
― | ||||
「(1)「使者とマント」('The Boy and the Mantle')」、「(2)「ガーウェイン卿の結婚」」、「(3)「アーサー王とコーンウォール王」」、「(4)―「湖のラーンスロト卿」―」、「(5)―「ライアンス王の挑戦」他2篇」の五編。収録雑誌は大東文化大学英文学会の発行。 |
高宮利行 | 研究 | |
「テューダー朝におけるアーサー王熱と『アーサーの死』」 | アーサー王 | |
『慶應義塾大学言語文化研究所紀要』第11号, p.145-164 | 1979.12 | |
― | ||
1979年5月26日専修大学で行われた、日本英文学会第51回大会シンポジウム第一部門「中世英文学に現れるアーサー王のイメジ」における発表「テューダー朝とアーサー王伝説」の内容に、加筆修正を施したもの。 |
清水阿や | 研究 | |
「中世における英国の変身物語」 | アーサー王 | |
『大東文化大学紀要』第19号〈人文科学〉, p.99-115 | 1981.3 | |
― | ||
取り上げられている作品は、『カーライルのカール』、『タークとガーウェイン』、『無名の才子』、『ヘンリ王』、『ガーウェイン卿と貴婦人ラグネルの結婚』、『ガーウェイン卿の結婚』、「騎士フローレント」、「バースの女房の話」の8篇。 |
エレノア・ハル ; 青木義明訳 | 概説 | |
「翻訳 概説「クーリィの牛奪り」」 | アイルランド | |
『静岡大学法経短期大学部研究紀要 法経論集』No.52, p.37-74 | 1983.12 | |
ガイ・ボルガ | ||
'A Text Book of Irish Literature' by Eleanor Hull, 2 vols, (M. H. Gill & Son Ltd, Dublin 1906-1908, AMS edition 1974) の vol. I 第三章〜第六章(一部割愛)を訳したもの。表題は訳者が便宜的に付している。 |
エレノア・ハル ; 青木義明訳 | 概説 | |
「翻訳 概説 アイルランド古代神話伝説文学(1)」 | アイルランド | |
『静岡大学法経短期大学部研究紀要 法経論集』No.53, p.33-67 | 1984.3 | |
ガ・ジャルグ, ガ・ボー, モラルタ, ベガルタ | ||
'A Text Book of Irish Literature' by Eleanor Hull, 2 vols, (M. H. Gill & Son, Ltd. Dublin 1906-1908, AMS edition 1974) の vol. 1 第一章〜第二章を訳したもの。表題は訳者が便宜的に付している。 |
エレノア・ハル ; 青木義明訳 | 概説 | |
「翻訳 概説 アイルランド古代神話伝説文学(2)」 | アイルランド | |
『研究紀要 法経論集』第54・55号, p.243-290 | 1985.3 | |
― | ||
'A Text Book of Irish Literature' by Eleanor Hull, 2 vols, (M. H. Gill & Son, Ltd. Dublin 1906-1908, AMS edition 1974) の vol. I 第七章〜第十章(pp.77〜118)を訳したもの。標題は訳者が便宜的に付している。 |
岡田真知夫 | 研究 | |
「ロベール・ド・ボロンの聖杯三部作」 | アーサー王 | |
『人文学報』第182号, p.1-65 | 1986.2 | |
― | ||
『人文学報』は、東京都立大学人文学部の編集・発行。目次 : はじめに/I Conte du Graal/II Joseph/III Merlin/IV Perceval/ペルスヴァル, 第三のグアラル守護者/《Siège périlleux》―《Table du Graal》, 《Table Ronde》/Petrus, Moysés, Roi Pêcheur |
三宅忠明 | 研究 | |
「Douglas Hydeによる物語詩Déirdreおよびその歴史的意義について」 | アイルランド | |
『就実英学論集』第5号, p.59-89 | 1987.3 | |
"急進", "殺し屋", ゴーム・グラス | ||
収録雑誌『就実英学論集』は、就実女子大学英文学会の発行。当該号は大浦幸男教授名誉博士号(Trinity College, Dublin)記念特集号。目次 : 序/Ⅰ.創作に到る過程と背景/Ⅱ.原話との対比による作品Déirdreの分析/Ⅲ.Déirdreの歴史的意義/結語 |
アイルハルト・フォン・オーベルク作 ; 小澤昭夫訳 | 原典 | |||
「『トリスタン物語』(前編)〜(後編)」 | アーサー王 | |||
『北陸学院短期大学 紀要』第19号, p.149-166 | 1987.12 | 同第20号, p.135-157 | 1988.12 | |
― | ||||
Eilhart von Oberg : Tristrant. Synoptischer Druck der ergänzten Fragmente mit der gesamten Parallelüberlieferung. Herausgegeben von Hadumod Bußmann, 1969 (Altdeutsche Textbibiothek Nr.70) を底本に、レーゲンスブルク断片(R)、マクデブルク断片(M)、シュタールガルト断片(St)の三つを訳出したもの。前編に R と Mの1/4 、後編に Mの残り3/4 と St を訳出。また、前編の冒頭に「はじめに」が、前編・後編とも末尾に「テキスト・参考文献」が付く。 |
青木義明 | 原典 | |
「翻訳 古代中世アイルランド伝承文学「レンスターの書」より マク・ダ・ソの豚の物語 付 本文テキスト・全語義注解」 | アイルランド | |
『研究紀要 法経論集』第61号, p.115-128, (1-53) | 1988.12 | |
ルーン | ||
「マク・ダ・ソの豚の物語」の全訳。底本への言及はないが、本文テキストとして、THE BOOK OF LEINSTER fromerly Lebar na Nuachongbala, vol. II, pp.418〜428 が再掲されている。その本文テキストに続いて、語義注解、謝辞が付く。 |
古賀允洋 | 研究 | |
「中世ドイツ文学におけるトリスタン・シュトッフの変容 ―ハンス・ザックスの悲劇「トリストラント」の場合―」 | アーサー王 | |
『文学部論叢』第27号 文学篇, p.27-43 | 1989.3 | |
― | ||
収録雑誌『文学部論叢』は、熊本大学文学会(熊本大学文学部内)の発行。編集代表者は会長吉田正憲、編集委員は船木亨、高津等、小松裕、森正人。 |
青木義明 | 原典 | |
「翻訳 古代中世アイルランド伝承文学「リカン黄書」より イーファのひとり息子の壮絶なる死 付 本文写本テキスト・全語義注解」 | アイルランド | |
『研究紀要 法経論集』第64号, p.85-91, (1-33) | 1990.3 | |
ガイ・ボルガ | ||
底本は、「リカン黄書」(The Yellow Book of Lecan, facsimile edition, Royal Irish Academy, 1896)の214葉〜215葉。全訳に加えて、写本テキスト(ファクシミリ版)、そのローマ字化テキスト、テキスト(底本)について(の解説)、語義注解、謝辞が付く。 |
森野聡子 | 研究 | |
「ブリテン神話の形成と中世ウェールズにおける民族意識」 | アーサー王・ウェールズ | |
『静岡大学教養部研究報告 人文・社会科学篇』第26巻 第1号, p.47(236)-66(217) | 1990.9 | |
― | ||
1990年4月3日、名古屋市愛知会館で行われた第11回ケルト学者会議、'Forum-On' における研究発表をもとに加筆・修正したもの。補遺として「ウェールズ伝承文学のレパートリー」(中世ウェールズ文学についての簡単な紹介)、「ウェールズ語用語集」が付く。 |
青木義明 | 原典 | |
「翻訳 古代中世アイルランド伝承文学「ダン・カウの書」より 《百戦の》のコンの息子《紅髪の》コンラの冒険 付 本文テキスト・全語義注解」 | アイルランド | |
『研究紀要 法経論集』第65号, p.79-84, (1-22) | 1990.11 | |
― | ||
底本は、「ダン・カウの書」(Lebor na Huidre, The Royal Irish Academy, 1870, facsimile edition)の120葉(左欄2行〜右欄26行)。全訳に加えて、本文テキスト(ファクシミリ版)、そのローマ字化テキスト、テキスト(底本)について(の解説)、語義注解、謝辞が付く。 |
森野聡子 | 研究 | |
「ブリテン神話の中のアーサー」 | アーサー王 | |
『静岡大学教養部研究報告 人文・社会科学篇』第28巻 第1号, p.85(230)-108(207) | 1992.9 | |
― | ||
英題 Arthur in British Mythology. 目次 : 1・0 〈ブリテン〉というコスモロジー/2・0 アーサー王に関するブリテン伝承/3・0 物語のアーサー/4・0 年代記に組み込まれたアーサー |
小栗友一 | 原典 | |||
「ローエングリーン(中世ドイツ叙事詩)(1)〜(2)」 | アーサー王 | |||
『言語文化論集』第XV巻 第1号, p.57-77 | 1993.11 | 同第XV巻 第2号, p.3-18 | 1994.3 | |
― | ||||
中高ドイツ語で書かれた『ローエングリーン』の翻訳。底本は、Thomas Cramer, Lohengrin. Edition und Untersuchungen. München : Fink 1971. (1)には1-300行、(2)には301-600行を収録。(1)の末尾には主要参考文献が付く。収録雑誌『言語文化論集』は、名古屋大学言語文化部の発行。 |
盛節子 | 研究 | |
「『アイルランド侵入の書』考(1) ―伝承・聖書・歴史的解釈をめぐって―」 | アイルランド | |
『エール(アイルランド研究)』13号(30周年記念), p.57-77 | 1993.12 | |
クラウ・ソラス | ||
「I.構成と内容」「II.伝承と歴史叙述」の2章立て。「I.構成と内容」に、R.A.Stewart Macalister 編纂・英訳の Lebor Gabála Érenn, The Book of the Taking of Ireland, 5 Vols(1938-1956)による『侵入の書』の概要あり。 |
盛節子 | 研究 | |
「『アイルランド侵入の書』考(2) ―王権系譜の構想と歴史的背景―」 | アイルランド | |
『エール(アイルランド研究)』14号, p.32-54 | 1994.12 | |
― | ||
「I.侵入伝承と「マグ・トゥレイドの戦闘」」「II.法的側面」「III.ゲールの王権支配の構想」の3章立て。『エール』は、日本アイルランド協会学術研究部の刊行。著者の盛は、文京女子短期大学所属(当時)。 |
鈴木徹也 | 原典 | |||
「ウァース : 「ブリュ物語」の"アルテュール王一代記"試訳( I )〜( VIII )」 | アーサー王 | |||
『帝京女子短期大学紀要』第14号, p.223-252 | 1994.1 | 『帝京大学短期大学紀要』第19号, p.41-65 | 1999.1 | |
同第15号, p.71-98 | 1995.1 | 同第20号, p.65-88 | 2000.1 | |
同第16号, p.147-171 | 1996.1 | 同第21号, p.51-77 | 2001.1 | |
同第17号, p.23-47 | 1997.1 | 同第23号, p.43-89 | 2003.1 | |
カリボルヌ, ロン | ||||
ロベール・ウァース作「ブリュ物語」中、アルテュール王(アーサー王)に関する部分(全体約15000行中の8541〜13268行)の本邦初の試訳。以下のように分載される。14号(1〜464行)、15号(465〜1100行)、16号(1101〜1626行)、17号(1627〜2072行)、19号(2076〜2576行)、20号(2577〜3058行)、21号(3059〜3706行)、23号(3707〜4728行)。底本は、Ivor ARNOLD et Margaret PELAN ; "La partie Arthurienne du Roman de Brut" Libraire KLINCKSIECK Paris, 1962. |
増山暁子 | 研究 | |
「イタリアのトリスタン伝説 トリスタンの狂乱について」 | アーサー王 | |
『言語文化』第11号(特集・アーサー王・II), p.46-63 | 1994.3 | |
― | ||
収録雑誌『言語文化』は、明治学院大学言語文化研究所発行。執筆者の増山は、イタリア民話伝説研究家で国立音楽大学教授。目次: 1.イタリアの初期アーサー王文学/2.イタリアのトリスタン/3.イタリアのトリスタン写本/4、Tavola Ritonda/5、Tavola Ritonda の源泉/6 Novellino (Ciento Novelle Antike) のトリスタン/7 トリスターノの真の狂乱/8,狂える騎士 |
鈴木良平 | 研究 | |
「パトリック・ピアス評伝―編集者,教育者,革命家」 | アイルランド | |
『法政大学教養部紀要』第105号・第106号, p.23-51 | 1998.2 | |
― | ||
収録雑誌は、通巻第105号 社会科学編と、通巻第106号 自然科学編をあわせて一冊としたもの。本論文は、通巻第105号 社会科学編分(p.1-175)に収録される。 |
谷口幸男 | 研究 | |
「アイスランドのトリスタン伝説」 | アーサー王 | |
『国際学論集』第9巻 第1号, p.105-129 | 1998.6 | |
― | ||
収録雑誌『国際学論集』は、大阪学院大学国際学学会編集・発行。ローベルト訳『トリストラムとイーソンドのサガ』の内容を紹介し、ベルール、トマ、ゴットフリート、アイルハルトの通俗本と対比比較してその異同を指摘。 |
中野節子 | 研究 | |
「ウェールズのアーサーをめぐって(1) ―歴史と文学の中から―」 | アーサー王 | |
『大妻女子大学紀要―文系―』第31号, p.119(236)-130(225) | 1999.3 | |
― | ||
「A. 歴史の文献の中から―アーサーの面影を探る」「B. 文学の中から―アルスルのイメージを探る」の2章立て。収録雑誌『大妻女子大学紀要―文系―』第31号は、「大妻女子大学紀要―文系―」編集委員会、田口孝夫、須田喜代次、馬場優子の編集。 |
中野節子 | 研究 | |
「On the Welsh Arthur (2) : From the 'Live of the Saints' (Vitae)」 | アーサー王 | |
『大妻女子大学紀要―文系―』第32号, p.1(334)-14(321) | 2000.3 | |
― | ||
「I. ウェールズのキリスト教」「II. エレン・ルイズォグ(Elen Luyddog)と北の人キネッザ(Cunedda)の一族」「III. 聖人伝(Vita(e))の中から」「IV. 「聖人伝」の中のアルスル」の4章立て。参考資料として、「ウェールズにおける僧院等、並びに聖人関連地図」が付く。 |
ハンス・ザックス ; 小澤昭夫訳 | 原典 | |
「『トリストラントとイザルト―悲劇7幕』(前編)」 | アーサー王 | |
『八戸大学紀要』第20号, p.83-101 | 2000.3 | |
― | ||
ハンス・ザックスの『トリストラントとイザルト―悲劇7幕』第3幕までの翻訳及び全7幕のあらすじ。冒頭に「はじめに」、末尾に「テキスト・参考文献」が付く。底本にはBDKの『ハンス・ザックス作品集(全2巻)第2巻 戯曲・散文対話篇』(Karl Martin Schiller 編集)を使用。 |
ハンス・ザックス ; 小澤昭夫訳 | 原典 | |
「『トリストラントとイザルト―悲劇7幕』(後編)」 | アーサー王 | |
『八戸大学紀要』第21・22合併号, p.103-118 | 2001.3 | |
― | ||
ハンス・ザックスの『トリストラントとイザルト―悲劇7幕』第4幕以降の翻訳。末尾に「参考文献」が付く。収録雑誌『八戸大学紀要』は、八戸大学研究委員会の編集、八戸大学商学部の発行。 |
渡邉浩司 | 研究 | |
「老賢者の日欧比較―メルランとサルタヒコをめぐって―」 | アーサー王 | |
『人文研紀要』第39号, p.43-68 | 2000.9 | |
― | ||
収録雑誌『人文研紀要』は、中央大学人文科学研究所の発行。目次 : はじめに―東西の老賢者/第一章 影の支配者/第二章 海神的側面/終わりに |
小竹澄栄 | 研究 | |
「屍と僧服―「僧形のトリスタン」に関する覚書」 | アーサー王 | |
『人文学報』第322号, p.219-252 | 2001.3 | |
― | ||
収録雑誌『人文学報』は、東京都立大学人文学部の編集・発行。「剃髪して僧服をまとったトリスタンは、身代わりの屍を入れた自分の棺に付き添って海を渡る……いうまでもなくコーンウォールの愛する王妃イゾートのもとを密かに訪なうために……」 |
花田文男 | 研究 | |
「もう一人のメルラン(比較と注釈)」 | アーサー王 | |
『千葉商大紀要』第39巻 第3号(通巻134号), p.1-30 | 2001.12 | |
― | ||
中世フランス文学の登場人物メルラン(Merlin)の出自と生涯の物語に関して、『りんごの木』、『マルジンと妹グウェンジズの会話』など、ウェールズの詩に散在するマルジン(Myrddin)の伝説的あるいは伝記的部分を取り出して、彼の生涯の一端の再構成を試みる。 |
秋篠憲一 | 研究 | |
「Trew Lunet―Ywain and Gawain の一解釈」 | アーサー王 | |
『同志社大学英語英文学研究』74号, p.1-28 | 2002.3 | |
― | ||
収録雑誌『同志社大学英語英文学研究』は、同志社大学人文学会の発行。 |
黒田享 | 原典・研究 | |
「スカンジナビアのアーサー王」 | アーサー王 | |
『言語文化論集』第62号, p.205-242 | 2003.3 | |
― | ||
古スウェーデン語で書かれた叙事詩「騎士イヴァン」の紹介、及び一部邦訳(第一章から第七章まで)。底本は、写本Aにもとづく Erik Noreen による校訂版。なお、収録雑誌『言語文化論集』は、筑波大学 現代語・現代文化学系の発行。 |
秋篠憲一 | 研究 | |
「Wilde Wayes I Chese : Sir Percyvell of Gales における Percyvell と母の再会」 | アーサー王 | |
『同志社大学英語英文学研究』75号, p.1-25 | 2003.3 | |
― | ||
収録雑誌『同志社大学英語英文学研究』は、同志社大学人文学会の発行。 |
渡邉浩司 | 研究 | |
「アーサー王物語における固有名の神話学(その2)―トリスタンの名をめぐって―」 | アーサー王 | |
『人文研紀要』第49号, p.237-268 | 2003.10 | |
― | ||
収録雑誌『人文研紀要』は、中央大学人文科学研究所の発行。目次 : はじめに/第1章 トリスタン伝説の前史/第2章 トリスタンの名を注解する/第3章 インド・ヨーロッパ語族の戦士としてのトリスタン/結びにかえて |
小路邦子 | 研究 | |
「モードレッド懐胎をめぐって―『メルラン』, 『続メルラン』, マロリー―」 | アーサー王 | |
『人文研紀要』第49号, p.299-310 | 2003.10 | |
― | ||
収録雑誌『人文研紀要』は、中央大学人文科学研究所の発行。巻末の「執筆者紹介」によれば、小路邦子は、明治学院大学, 慶應義塾大学兼任講師、研究会チーム「「剣と愛と」―中世ロマニアの文学」に参加。 |
花田文男 | 研究 | |
「メルランの最後の日々」 | アーサー王 | |
『千葉商大紀要』第41巻 第3号(通巻142号), p.63-101 | 2003.12 | |
― | ||
散文『ランスロ』及び『流布本続編』と『メルラン続編』でのメルランの幽閉にいたる物語の紹介を試み、あわせて三つのテキスト間の物語の異同の指摘を行う。 |
平島直一郎 | 概説 | |
「中世アイルランドの言語と文学〈上〉 アイルランド語と文学のはじまり」 | アイルランド | |
『月刊 言語』第33巻第1号通巻390号, p.16-23 | 2004.1 | |
― | ||
本文中の小見出しを順次挙げると、「アイルランド語」「アイルランド語の特徴」「アイルランド語の変遷」「最古の資料とオガム文字(Ogam)」「文学活動」「宗教書」「教会改革運動とアイルランド語文献の拡がり」「法律書」「世俗文学」。 |
平島直一郎 | 概説 | |
「中世アイルランドの言語と文学〈中〉 初期アイルランド文学とその社会」 | アイルランド | |
『月刊 言語』第33巻第2号通巻391号, p.16-23 | 2004.2 | |
― | ||
本文中の小見出しを順次挙げると、「世俗文学を見る目の転換」「社会背景」「物語録」「世俗文学」「アイルランド語文学写本」。『月刊 言語』は大修館書店の発行。 |
平島直一郎 | 概説 | |
「中世アイルランドの言語と文学〈下〉 初期アイルランドの世俗文学」 | アイルランド | |
『月刊 言語』第33巻第3号通巻392号, p.16-23 | 2004.3 | |
― | ||
本文中の小見出しを順次挙げると、「神話物語群」「英雄物語」「クアルンゲの牛捕り」。また、「カタカナ表記について」という一文が途中(p.20-21)に挿入される。 |
黒澤直俊 | 研究 | |
「中世ポルトガル語における聖杯物語群のテキストについて」 | アーサー王 | |
『語学研究所論集』第9号, p.111-119 | 2004.3 | |
― | ||
収録雑誌『語学研究所論集』は、東京外国語大学語学研究所の発行。目次 : 1. テキストの伝承とポスト・ウルガータ/2. 伝承されているテキストにおける言語変化の反映/3. テキストの並行関係から見た中世における翻訳の分析 |
白木和美 | 研究 | |
「Ulrich von Zatzikhoven Lanzelet:作品紹介」 | アーサー王 | |
『METROPOLE』第27号, p.63-72 | 2004.8 | |
― | ||
収録雑誌『Metropole』は、東京都立大学大学院独文研究会の発行。目次 : 0. はじめに/1. 成立年代をめぐって/2. 物語とその構成/3. 作品の解釈と研究/主な参考文献 |
渡邉浩司 | 研究 | |
「「短詩」から「ロマン」へ―「ブルターニュの素材」における口承性をめぐって―」 | アーサー王 | |
『人文研紀要』第50号, p.73-100 | 2004.10 | |
― | ||
収録雑誌『人文研紀要』は、中央大学人文科学研究所の発行。目次 : はじめに/1 口承による「アーサー王伝説」の痕跡/2 「トリスタン物語」の伝播/3 朗読のためのジャンル「ロマン」/4 ジョングルールと物語作家の違い/結びにかえて |
會田素子 | 研究 | |
「新しき「白鳥の騎士」物語―中世後期ドイツ叙事詩『ロレンゲル』をめぐって―」 | アーサー王 | |
『藝文研究』No.88, p.280(31)-263(48) | 2005.6 | |
ナーゲルリング | ||
収録雑誌『藝文研究』は、慶應義塾大學藝文學會の編集・発行。目次 : 1. はじめに/2. 『ロレンゲル』の梗概およびその新しき結末/3. 『ロレンゲル』成立とその典拠/4. 『パルチヴァール』に見るドイツにおける「白鳥の騎士」の典型/5. 『ロレンゲル』における「問いかけの禁止」モチーフの欠如/6. 『ロレンゲル』における画期的結末に関する推論/7. 結語 |
渡邉浩司 | 研究 | |
「『馬銜のない牝騾馬』と民話の国際話型AT325」 | アーサー王 | |
『人文研紀要』第53号, p.177-198 | 2005.10 | |
― | ||
目次 : はじめに/1. 『馬銜のない牝騾馬』の梗概/2. 『馬銜のない牝騾馬』の構造/3. ストラパローラ『愉しき夜々』第8夜第5話/4. AT325の構造/5. 『グリム童話集』の「泥棒の名人とその師匠」/6. フランスの民話「オレンジ色のリンゴの話」/結びに代えて |
渡邉浩司 | 研究 | |
「『名無しの美丈夫』におけるゴーヴァン」 | アーサー王 | |
『仏語仏文学研究』第38号, p.77-91 | 2006.3 | |
― | ||
収録雑誌『仏語仏文学研究』は、中央大学仏語仏文学研究会の発行。目次 : 1. シャンティイ472番写本のゴーヴァン・サイクル/2. 『名無しの美丈夫』の梗概/3. 物語中のゴーヴァン/4. 2人の女性に愛される若者/5. 息子に宿る父親の影 |
中野節子 | 研究 | |
「ウェールズの聖杯伝説 ―「エヴラウクの息子ペレドゥルの物語」から―」 | アーサー王 | |
『大妻女子大学紀要―文系―』第37号, p.15(422)-27(410) | 2006.3 | |
― | ||
「I ヨーロッパにおける「聖杯伝説」の発端と展開」「II ウェールズの聖杯伝説―「エヴラウクの息子ペレドゥルの物語」―」の2章立て。収録雑誌は、大妻女子大学紀要―文系― 委員会、服部旦、山名章二、藤吉洋一郎、榎本千賀、中野節子の編集。 |
渡邉浩司 | 研究 | |
「『名無しの美丈夫』と『ヴィーガーロイス』―2つの世界―」 | アーサー王 | |
『人文研紀要』第56号, p.109-149 | 2006.9 | |
― | ||
収録雑誌『人文研紀要』は、中央大学人文科学研究所の発行。目次 : 1. 『名無しの美丈夫』とその諸外国語版/2. 『ヴィーガーロイス』の筋書き/3. 『名無しの美丈夫』との比較 |
栗原健 | 研究 | |
「「紅の騎士」と勇者ワルウェイン―中世ネーデルラントの騎士道物語に見る死の風景―」 | アーサー王 | |
『日蘭学会会誌』第31巻第1号(通巻54号), p.43-53 | 2006.12 | |
― | ||
目次 : 1. 『ワルウェインの物語』と「紅の騎士」のエピソード/2. 「往生術」の思想と理想的騎士/3. 「死者の恩返し」のモチーフ/4. 「煉獄の川」と中世人の「他界」観/5. 結語 |
渡邉浩司 | 研究 | |
「「伝記物語」の変容―ギヨーム・ル・クレール作『フェルギュス』をめぐって―」 | アーサー王 | |
『仏語仏文学研究』第39号, p.25-67 | 2007.3 | |
― | ||
目次 : 1. 13世紀の「アーサー王物語」と「伝記物語」/2. 『フェルギュス』の梗概/3. 『フェルギュス』の構造/4. 「新=ペルスヴァル」あるいは「反=ペルスヴァル」/5. 結びに代えて―『フェルギュス』と『聖杯の物語』の続編群 |
渡邉浩司 | 研究 | |
「「伝記物語」の変容(その2)―『グリグロワ』をめぐって―」 | アーサー王 | |
『人文研紀要』第59号, p.47-80 | 2007.9 | |
― | ||
収録雑誌『人文研紀要』は、中央大学人文科学研究所の発行。目次 : 1. はじめに/2. 写本がたどった数奇な運命/3. 『グリグロワ』の梗概/4. 簡潔な構造と筋書き/5. 先行作品の影響/6. 『グリグロワ』の独創性/7. 結びにかえて |
渡邉浩司 | 研究 | |
「13世紀フランスの「ゴーヴァン礼賛」―『危険な墓地』をめぐって―」 | アーサー王 | |
『仏語仏文学研究』第40号, p.37-83 | 2008.3 | |
― | ||
収録雑誌『仏語仏文学研究』は、中央大学仏語仏文学研究会の発行。目次 : 1. はじめに/2. 『危険な墓地』の梗概/3. 典拠と影響関係/4. 錯綜する挿話群/5. アイデンティティーの探索/6. 分離と統合の物語/結びに代えて |
渡邉浩司 | 研究 | |
「クレチアン・ド・トロワ『聖杯の物語』におけるトレビュシェットの謎 ―「続編」群およびヴェーレント伝説との比較から―」 | アーサー王 | |
『人文研紀要』第62号, p.233-272 | 2008.8 | |
グラム | ||
目次 : 1. 『聖杯の物語』のトレビュシェット/2. マネシエ作『第3続編』のトレビュシェット/3. ジェルベール・ド・モントルイユ作『第4続編』のトレビュシェット/4. トレビュシェットの謎をめぐる予備考察/5. ヴェーレント伝説(『シーズレクのサガ』)との比較/結びに代えて |
渡邉浩司 | 研究 | |
「「ひげ剥ぎ」の文学的肖像―群島王リヨンをめぐって―」 | アーサー王 | |
『仏語仏文学研究』第42号, p.9-33 | 2010.3 | |
マルミアドワーズ, クレスーズ | ||
目次 : 1. はじめに/2. トマ『トリスタン物語』のオルグイユー大王/3. ジェフリー・オヴ・モンマス『ブリタニア列王史』の巨人リトー/4. ヴァース『ブリュ物語』のリトン/5. 『アーサー王の最初の武勲』のリトン/6. 『アーサー王の最初の武勲』が描くリヨン像独創性/7. おわりに |
Edmund Brock 編 | 原典 | |
Morte Arthure or, The death of Arthur | アーサー王 | |
Kegan Paul, Trench, Trübner & Co. (Early English Text Society. Original Series, 8.) | A New Edirion 1871(初版1865) | |
エクスカリバー | ||
edited from Robert Thornton's MS. in the Library of Lincoln Cathedral. Contens : PREFACE / ON THE METRE OF THE POEM / NOTES / MORTE ARTHURE / INDEX OF NAMES / GLOSSARIAL INDEX |
J. Douglas Bruce, Ph.D. 編 | 原典 | |
Le Morte Arthur, A Romance in Stanzas of Eight Lines | アーサー王 | |
Kegan Paul, Trench, Trübner & Co. (Early English Text Society. Estra Series, LXXXVIII.) | 1903 | |
エクスカリバー | ||
re-edited from MS. Harley 2252, in the British Museum, Contens : Introduction / Le Morte Arthur / Notes / Editions of Middle English Texts referred to in the Notes / Glossary / Index of Names |
P. W. Joyce 訳 | 再話 | |
Old Celtic Romances | ケルト全般? | |
The Talbot Press Ltd. Gill and Mamillan Ltd (The Sackville Library Edition) | 1961(Second edition 初版1894) 1978(Third Edition 初版1907) | |
フラガラッハ, "屠殺者", "急進", "殺し屋", ゴーム・グラス, ガ・ジャルグ, ガ・ボー, モラルタ, ベガルタ | ||
Contents: The Fate of the Children of Lir; or, The Four White Swans / The Fate of the Children of Turenn; or, The Quest for the Eric-Fine / The Overflowing of Lough Neagh, and the Story of Liban the Mermaid / Connla of the Golden Hair and the Fairy Maiden / The Voyage of Maildun / The Fairy Palace of the Quicken Trees / The Pursuit of the Giolla Dacker and his Horse / The Pursuit of Dermat and Grania / The Chase of Slieve Cullinn / The Chase of Slieve Fuad / Oisin in Tír na nÓg; or, The Last of the Fena / The Voyage of the Sons of O'Corra / The Fate of the Sons of Usna / Notes / List of Proper Names |
Joseph Jacobs 編著 | 民話(再話) | |
More Celtic Fairy Tales | ケルト全般? | |
David Nutt | 1894 | |
マック・ア・ルイン |
Lady Gregory 編訳 ; W.B.Yeats 序文 | 再話 | |
Cuchulain of Muirthemne | アイルランド? | |
John Murray | 1934(1902初版) | |
"急進", "殺し屋", ゴーム・グラス |
Charles Squire 著 | 概説? | |
Celtic Myth & Legend Poetry & Romance | ケルト全般? | |
The Gresham Publishing Company | ? | |
ガ・ジャルグ, ガ・ボー, モラルタ, ベガルタ | ||
With illustrations in colour & monochome after paintings by T.H.F.Bacon A.R.A & other artists. Contents: The Mythology of the British Islands / The Gaelic Gods and Their Stories / The British Gods and Their Stories / Survivals of the Celtic Paganism / Appendix / Index / Table of Pronunciation for the More Difficult Words |
R. A. Stewart Macalister 編訳・著 | 原典・研究 | |
Lebor Gabála Érenn, The Book of the Taking of Ireland, Part I | アイルランド | |
The Educational Company of Ireland, Ltd. | 1938 | |
クラウ・ソラス | ||
The Irish Texts Society Vol. XXXIV. Contents: Corrigenda / Table of Abbreviations / Introduction / Sestion I. From the Creation to the Dispersal of the Nations. |
R. A. Stewart Macalister 編訳・著 | 原典・研究 | |
Lebor Gabála Érenn, The Book of the Taking of Ireland, Part IV | アイルランド | |
The Educational Company of Ireland, Ltd. | 1941 | |
クラウ・ソラス | ||
The Irish Texts Society Vol. XLI. Contents: Section VI. Fir Bolg. / Section VII. Tuatha De Danann. |
Chrétien de Troyes 著 ; William Roach 校訂 | 原典 | |
Le Roman de Perceval ou le conte du Graal | アーサー王 | |
Liberairie Droz (Genève) / Liberairie Giard (Lille) | 1956 | |
エスカリボール | ||
Textes littéraires français / publié d'après le ms fr. 12576 de la Bibliothèque Nationale par William Roach Professeur à l'Université de Pennsylvanie |
Thomas Kinsella 訳 | 原典 | |
The Táin :From the Irish epic Táin Bó Cuailnge | アイルランド | |
Oxford University Press | 1970(初版1969) | |
"急進", "殺し屋", ゴーム・グラス | ||
『クアルンゲの牛捕り』の英訳。First published by The Dolmen Press / This edition first issued as an Oxford Univesity Press paperback and simultaneously in hardback edition 1970 / Reissued 2002. |
Royal Irish Academy 著 | 事典 | |
Dictionary of the Irish Language :based mainly on old and middle Irish materials | アイルランド | |
Royal Irish Academy | compact edition 1990(初版1983) | |
"急進", "殺し屋", ゴーム・グラス | ||
Dictionary of the Irish Language :based mainly on old and middle Irish materials の縮刷版。1頁に4頁を収める。冒頭に E. G. Quin の PREFACE が付く。First published in this edition 1983, Reprinted 1990. |
Norris J. Lacy 編 | 事典 | |
The Arthurian Encyclopedia | アーサー王 | |
Garland Publishing, Inc. | 1986 | |
― | ||
with Associate Editors Geoffrey Ashe, Sandra Ness Ihle, Marianne E. Kalinke, and Raymond H. Thompson. / Contents: Preface / The Contributors / List of Entries, Arranged by Category / List of Plates / Select Bibliography / THE ENCYCLOPEDIA |
Frank Delaney 著 | 概説 | |
The Celts | ケルト全般? | |
HarperCollinsPublishers | 1993(初版1986) | |
フラガラッハ | ||
First published in Great Britain by BBC Publications and Hodder & Stoughton Ltd 1986. / Previously published in paperback by Grafton 1989. Reprinted five times. / This paperback edition 1993. |
Peter Berresford Ellis 著 | 事典 | |
Oxford Reference, A Dictionary of Irish Mythology | アイルランド | |
Oxford University Press(Oxford Paprebacks) | 1991(初版1987) | |
― | ||
First published 1987 by Constable and Company Limited., Fisrt issued as an Oxford University Press paperback 1991. Cover illustration by Grahame Baker. 冒頭に Introduction、末尾に Select Bibliography がつく。 |
Peter Berresford Ellis 著 | 事典 | |
Dictionary of Celtic Mythology | ケルト全般? | |
ABC-CLIO | 1992 | |
フラガラッハ, オルナ, "屠殺者", ガイ・ボルガ, カラドボルグ, "急進", "殺し屋", ゴーム・グラス, ルーン, マック・ア・ルイン | ||
冒頭に Preface と Introduction、末尾に Select Bibliography がつく。 |
James MacKillop | 事典 | |
Dictionary of Celtic Mythology | ケルト全般? | |
Oxford University Press | 1998 | |
クラウ・ソラス, フラガラッハ, ガイ・ボルガ, カラドボルグ, ルーン, ガ・ジャルグ, ガ・ボー, モラルタ, ベガルタ |
Tadaaki Miyake(三宅忠明)編著 | 原典・再話 | |
Deirdre : from earliest manuscripts to Yeats and Synge | アイルランド・スコットランド | |
大学教育出版 | 1999.1 | |
"急進", "殺し屋", ゴーム・グラス | ||
I Early Manuscripts and Translations, II Orally Recorded Versions, III Literary Versions の三部構成で、それぞれ17、3、26(Verseが9、Proseが9、Dramaが8)の計46のデルドレ物語を収める。冒頭にAcknowledgements, Introductionが、末尾にAppendixが付く。 |
Christopher W. Bruce | 事典 | |
The Arthurian Name Dictionary | アーサー王 | |
Garland Publishing, Inc. | 1999 | |
マルミアドワーズ, クレスーズ? | ||
Garland Reference Library of the Humanities (Vol. 2063). 冒頭に Norris J. Lacy による Forewenrd が付される。 |
Eugene O'Curry | 原典 | |
The Fate of the Children of Tuireann | アイルランド | |
Atlantis Vol. IV?, p.157-240 | 1863? | |
オルナ, "屠殺者", マック・ア・ルイン | ||
Edited from an Irish MS in possession of the Editor. The Third of the "Three Sorrowful Tales" of Erinn is that of the Fate of the Children of Tuireann, of which the best version now procurable runs as follows. (ネット上にあった"≪The Atlantis≫, IV. Londra 1863."という情報をもとに海外からコピーを取り寄せたが、奥付や表紙などが添付されていなかったため、明確な書誌情報は不明。) |
Tadaaki Miyake | 研究 | |
Select Bibliography for the Study of the Deirdre Legend Part I (Overseas) | アイルランド | |
『就実英学論集』第6号, p.31-49 | 1988.3 | |
― | ||
序文及び以下の四部より構成。A. Documentary and Orally Recorded Versions Including Translations from Old Irish and Other Celtic Languages (Chronologically) / B. Literary Versions (Cronologically) / C. Primary Academic Researches on the Deirdre Legend (Alphabetically) / D. Other References (Alphavetically) |
Tadaaki Miyake(三宅忠明) | 研究 | |
Select Bibliography for the Study of the Deirdre Legend Part II (Domestic in Japan) 「デァドラ伝説」研究用書誌第Ⅱ部(国内篇) | アイルランド | |
『就実英学論集』第7号, p.161-175 | 1989.3 | |
"急進", "殺し屋", ゴーム・グラス | ||
序文(第Ⅰ部と共通)/A. Documentary and Orally Recorded Versions Inculuding Translations from Old Irish and Other Celtic Languages (Chronologically) 文献および伝承による資料―古アイルランド語その他のケルト語からの翻訳を中心に(年代順)/B. Literary Versions (Chronologically) 文学作品(年代順)/C. Primary Academic Researches on the Deirdre Legend Excluding Those on a Litarary Version (Alphabetically) デァドラ伝説をテーマとした学術研究―文学作品研究は含まない(アルファベット順)/D. Other References Including Researches on a Literary Version (Alphavetically) その他の参考文献―文学作品研究を含む(アルファベット順)/Supplement to Part I (第Ⅰ部への追加) |
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